RSウイルス用「mRNAワクチン」了承…厚労省専門家部会、新型コロナ以外で初
2025年4月21日(月)21時40分 読売新聞
厚生労働省
厚生労働省の専門家部会は21日、米モデルナが開発したRSウイルスワクチンについて、製造販売の承認を了承した。遺伝物質「メッセンジャーRNA(mRNA)」を使ったタイプで、正式に承認されれば、新型コロナウイルス以外の感染症で採用される初のmRNAワクチンとなる。
RSウイルスは、風邪のような症状が表れ、免疫力が弱い高齢者や乳児の場合は重い肺炎を起こすことがある。このワクチンは、米国や欧州で承認されており、60歳以上が接種対象となる。