【漫画】連休といえば遠征登山。その最大の不安はやっぱり「天気」で…<悪天候なら即撤退>を鉄則にする私が心掛けていること
2024年4月27日(土)12時0分 婦人公論.jp
(以下全てイラスト:たまご)
『レジャー白書2022』によれば、登山の参加人口は440万人(21年度)。一時のブームから落ち着きを見せたとは言え、今もたいへん多くの方が楽しんでいます。一方、登山を通じて遭遇した出来事や気づいたこと、”あるある”などをブログで発信し、人気を博しているのが主婦のたまごさん。今回のテーマは「遠征登山の不安」です。
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大型連休中の登山といえば
ついにやってきた大型連休。
登山を趣味にしている人が“連休”を迎えるとなると…ちょっと遠くの山まで“遠征登山”に行きたくなりませんか?
【1】天気予報が微妙
特に、月〜金曜日までフルタイムで働いている方やそのご家族にとって、大型連休はめちゃくちゃ混むと分かっていても、住んでいる地域から遠い場所へ行きたくなるもの。
かくいう私も、この時とばかりに、普段行けない地域の山に行こうと計画しがち。
たとえば、関東住まいの私からすると、九州の山はほぼ未開拓のエリア。交通手段や現地での宿、山のコースや状況などの知識もないので、入念な下調べを行います。
残る不安は「天気」だけ
こうして調べに調べて「登山計画も万全!」となったあと、それでも残る不安は当日の天気だけに。
【2】天気は変わるからなあ…
なので、遠征を迎える日の天気予報が「曇り」や「小雨」だったりすると…
「なんとか晴れてくれ!」
と、天に向かって祈る日々が始まるわけです。(笑)
頭の中でグルグル
実際には小雨の日でも、曇りの日でも、山は楽しい。
そう思いつつも、せっかく遠征するのであれば、やっぱり晴天時に登りたい〜。
【3】頭の中をグルグル…
「いやいや、山は逃げないよ。晴れじゃないなら、登山を中止して街の観光に切り替えれば?」
と考えたりもしますが、その直後に
「でも大型連休でもなければ、めったに行けない地域だよ。小雨程度なら登っていいんじゃないか?」
などと、あたまのなかでグルグルと考えを巡らせながら、現地へと向かうのです。
悪天候と分かっている時は「即撤退」
そんな私ですが、“遠征登山”をする際に心がけているコトがあります。
それは、小雨以上の悪天候の予報が出た時
「せっかく遠征したんだから、やっぱり登る!」
という強行は絶対にしないということ。
「勇気ある撤退」という言葉を耳にしますが、私にはそもそも勇気も根性もありません。なので、悪天候と分かっている時には「即撤退」を選びます。
ただし過去には、山だけを目的とした遠征計画をたてた日に大雨になってしまい、登山を中止したはいいけれど、現地ですっかり手持ち無沙汰になってしまった経験もあるので…
今遠征に行く際は、必ず「登山をした場合の計画」と「登らない場合の計画」の両方を用意して、楽しむようにしております!
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