「暇な時間を補うために不要な仕事」そんな部署を業務効率化したら組織ぐるみで嫌がらせ → 退職する羽目になった管理職男性

2025年5月2日(金)23時25分 キャリコネニュース

画像はイメージ


会社の成長や生産性向上のために良かれと思って業務改善を進めたら、“変わりたくない”人たちの抵抗に遭い、自身の立場すら危うくすることもあるようだ。


投稿を寄せた50代男性(企画・マーケティング・経営・管理職/年収800万円)は、かつて「管理部門の経営企画」に配属された際、信じられないような光景を目の当たりにしたという。


人事、総務、経理、営業管理といった部署では、「暇な時間を補うために、不要な仕事を作ったり」していたほか、かえって売上が上がらなくなるような動きもあった。当然、看過できない状況である。(文:天音琴葉)


ヒアリングを拒否!さらには「担当者間で勝手に仕事をまた作る……」



この状況を改善すべく、男性は行動を起こした。「業務の流れをコンパクトにまとめ、関係部署と調整しながら仕事の効率化と人材再配置を進めていた」という。組織にとってはプラスになるはずの動きだったが、現場の担当者らから強い抵抗が始まった。


「末端の担当者間で結託してヒアリングに応じない、対面面談でも黙秘状態」


こうした組織的な嫌がらせはさらにエスカレートしていく。


「しまいには、挨拶もしない、噂話を吹聴する、担当者間で勝手に仕事をまた作るなど、逆モラハラ状態になった」


効率化によって自分たちの仕事がやりにくくなる、あるいは立場が脅かされると感じたのだろうか。既得権益にしがみつく担当者たちの抵抗に遭い、男性が行おうとしていた業務改善は停滞してしまった。


「残念ながら、この間にも役員数名が退職するなどあり、機能不全となり私も退職しました」


と男性は結んだ。こうして変化を拒む人たちが、企業を、延いては日本をダメにしていくのだろう。

※キャリコネニュースでは「職場の信じられないハラスメント」をテーマに投稿を募集中です。回答はこちらから https://questant.jp/q/PAL0OG6Q

キャリコネニュース

「管理職」をもっと詳しく

「管理職」のニュース

「管理職」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ