初経を迎えた年齢は何歳? 当時不安だったことを調査、20代・50代で意識の違いも
2025年5月12日(月)11時30分 マイナビニュース
akibitoが提供する「月帯-TSUKIOBI-」は5月8日、「初経時の生理観」に関する実態調査の結果を発表した。調査は025年4月9日〜4月11日、20代および50代の女性332名を対象にインターネットで行われた。
○初経を迎えた年齢は「12歳」が最多
「初経を迎えたのは何歳ごろか」を問う設問への回答では、20代の女性も50代の女性も「12歳」が最も多い結果となった。また、両年代でその他の回答の傾向も大きくは変わらないことがわかった。
○初めて生理について知った際の情報源は?
「初めて生理について知った際の情報源は何か」を尋ねる設問の回答では、20代の女性では1位が「母親や家族」で43.7%、50代の女性は1位が「学校の授業や保健指導」で52.8%という結果になった。20代の女性は「学校の授業や保健指導」よりも「母親や家族」から生理についての情報を知った人の割合が多くなっており、この結果から女性の生理に関する情報が、家族内でもオープンになっている傾向が見られた。
○4割以上が生理について「なんとなく聞いたことがあった」
「初経を迎える前に、生理についてどの程度の知識があったか」を尋ねる設問への回答では、20代の女性、50代の女性共に1位が「なんとなく聞いたことがあった」、2位が「ある程度知っていた」、3位が「ほとんど知らなかった」という結果になった。尚、この設問では年代別での顕著な傾向の違いは見られなかった。
○生理について不安や困ったと感じたこと
「初経当時、生理について不安や困ったと感じたことは何だったか」を尋ねる設問の回答では、20代の女性も50代の女性も共に1位は「学校での漏れが心配だった」、2位は「周囲に知られるのが恥ずかしかった」という結果になった。ただ、20代の女性では3位が「特に困ったことはなかった」で回答率28.1%という結果になったのに対し、50代の女性では3位は「服装や行動の制限が不安だった」で回答率28.5%という結果になった。尚、50代の女性での「特に困ったことはなかった」という回答の回答率は12.7%に留まり、20代の女性と比較すると15%以上の差が見られた。この結果から、20代の女性の方が、生理を当たり前のものとして認識しているからか、初経当時、生理について特に困ったことはなかった、と感じた人の割合が高かったことが明らかになった。