書籍『感情的にならない本』が、黒猫デザインのカバーで売れ行き急増

2025年5月16日(金)21時58分 マイナビニュース


PHP研究所が2020年3月12日に発売した『感情的にならない本』が、約3カ月で10万部近くを増刷する異例の売れ行きを記録している。特に兵庫県内の書店が、同書の販売上位を独占しているという。
同書は2021年3月に文庫化。2024年に発売5周年を前に、くまざわ書店限定だった「黒猫のイラスト」を使ったカバーデザインの採用範囲を拡大したところ、兵庫県の書店で売れ行きが急増した。
全国販売数上位店のうち、ベスト4位までが兵庫県内の書店を占めている。兵庫県を中心とした好調な売れ行きを受け、年末年始をはさんだ約3カ月の間だけで重版は立て続けに9回、9万7千部に達した。
カバーにそろえた猫型POPを使って売場をディスプレイすると、女性読者が多く手に取るようになったという。この動きは全国に広がり、各地の書店でフェアが開催されている。
東京を中心に展開する啓文堂書店では、3月の雑学文庫大賞候補作フェア期間中に最も売上が多かった作品として同書が大賞を受賞した。丸善ジュンク堂書店では、「営業担当が本気で選ぶ文庫フェア」に採用。現在も「猫」のイメージの相乗効果で売れ行きは伸び続け、累計発行部数は13万部を突破している。

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