家庭の唐揚げがワンランク上に!サクサク&ジューシーに仕上げる<マヨネーズ>と<水>を使ったカンタン裏技
2025年5月21日(水)11時0分 婦人公論.jp
(イメージ写真:stock.adobe.com)
美味しい「唐揚げ」といえば、カリっと香ばしい衣と噛んだ瞬間にあふれるジューシーな肉汁。食卓の大人気メニューのひとつですが、唐揚げを家庭で作るとベチャッとなってしまったり、中が生焼けだったりとなかなか難しいことも。しかし、実はある「裏技」でその美味しさが手軽にワンランク上げられるのをご存じでしょうか。今回は、「たったひと手間で唐揚げの食感を変える裏技」をご紹介します。
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鶏肉をやわらかくするにはアレを加えるだけ!
まず、鶏肉をやわらかくするために下味に加えてほしい調味料が「マヨネーズ」。マヨネーズに含まれる乳化された食用油が、肉のタンパク質に作用してやわらかくしてくれます。また肉をコーティングして保水性を高め、揚げたあともパサつきにくくジューシーな仕上がりになります。
目安は鶏モモ肉1枚に対し、大さじ2程度。肉に下味をつける際にマヨネーズも一緒に加えて揉み込み、15分程度漬け込みます。
次に、唐揚げの衣をサクサクにする裏技が「水を加える」です。下味をつけた鶏肉に、そのまま片栗粉をまぶして揚げるのが「一般的な唐揚げ」の手順。この片栗粉をまぶす際に、少量の水を加えるのがポイントです。
片栗粉に水を入れて混ぜるとダマになりますが、このダマが重要。片栗粉のダマの中には空気が入っていて、これを揚げると衣に独特の凹凸が生まれサクサク食感に。仕上がりも美しく、食感だけでなく見た目にも差が出ます。
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電子レンジを活用して時短を実現!
また、中心部が温まるまでに時間のかかる「揚げる工程」。見た目は完璧でもいざ食べてみると中が半生なんてことも……。そんなときに便利なのが、電子レンジを使った下ごしらえです。
耐熱皿に鶏肉を並べて下味の調味料を入れ、レンジで30秒加熱しては混ぜる手順を3回繰り返します。加熱しすぎを防ぐためにも加熱時間は短く、合間に混ぜることがポイント。全体的に人肌くらいまで温まるよう調整してください。
外側と内側に温度差がないため中心部まで熱が入りやすくなり、1度揚げでも美味しく作ることができる「時短」になる裏技です。
たったひと工夫で仕上がりに大きな差が出る唐揚げの裏技をご紹介しました。家にあるもので手軽にできるので、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。