「鮪しょう油ラーメン」がスシローに登場!鹿児島のご当地麺を本音レビュー

2025年5月21日(水)17時0分 おたくま経済新聞


 5月21日からスシローに、43万食限定で、鹿児島県いちき串木野市を代表するご当地グルメ「鮪しょう油ラーメン」が登場しています。 
 温かいしょう油ラーメンに、マグロの漬けがのっているというビジュアルが衝撃的なこちらのご当地グルメ、早速食べにいってきました。

■ まぐろ漬けを期待して注文するも……火が通り過ぎてしまった?
 スシローが2024年6月から展開している、地域のご当地グルメとコラボした“ジモメシ”プロジェクト。その一環として登場したのが今回のメニュー「鹿児島ジモメシ 鮪しょう油ラーメン」です。
 かつてまぐろの遠洋漁業の港町として栄えた、鹿児島県いちき串木野市。まちおこしの一環として誕生したこの「鮪しょう油ラーメン」は、チャーシューの代わりにまぐろの漬けをのせるのが特徴です。
 早速近くのスシローに足を運び、「鮪しょう油ラーメン」を注文します。価格は税込500円。


 到着した丼の蓋を開けてみると……む。少しイメージ写真との雰囲気が違っているような。

 マグロの身に、イメージ写真よりも火が通っています。フタをして出てきたので、もしかしたら中でしゃぶしゃぶされてしまったのかも知れません。

 ちなみに、鹿児島在住のライターによると、本場・いちき串木野市では「そのまま食べてもヨシ」「スープの熱で温めて食べてもヨシ」という食べ方をしているそうです。つまり、もともと火が通りやすい存在であることがうかがえます。
 写真とは少しちがいましたが、これはこれで美味しそうです。よくみると、透き通ったスープと油の浮き具合が食欲を掻き立てます。
 箸をとって、まずはマグロから食べて行きます。マグロは案の定、生っぽさはなし。

 ぷりぷりした食感がうっすら残ってはいるものの、中まで火が通っているので、全体的には煮魚の食感。甘辛だという漬けタレの味もあまり感じることができませんでした。
 気を取り直して麺とスープもいただいていきます。
■ クリアなスープはあっさりしつつも旨味がたっぷり!ワサビでの味変もおすすめ
 麺は少し柔らかめな食感。いつものスシローのラーメンです。


 スープは見た目のクリアさから想像した通りの、あっさり感。ただしっかりした塩気と、出汁の旨味を感じることができます。

 今回のメニューを監修した「中国料理 味工房みその」によると、ワサビを溶かすのがおすすめの食べ方だそう。

 テーブルに備え付けのワサビを、丼に落としていきます。


 よく溶かして一口啜ってみれば、スープの塩気とワサビの風味がほどよくマッチ!旨みに奥行きが生まれ、さらに美味しいスープになりました。

 今回の「鮪しょう油ラーメン」は全体的には優しい味。スープもクセがなく、飲みやすいです。寿司やお酒の締めに、ぴったりではないでしょうか。
 本場である鹿児島いちき串木野にも、足を運んでみたくなりました。
(ヨシクラミク)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By YoshikuraMiku | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025052109.html

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