【2700円】川越シェフ監修のレトルトカレーを食べてみた

2025年5月23日(金)21時5分 ロケットニュース24

先日、何気なく意識高いスーパーマーケットに入ってみた。物価高の影響もあってか値段はかなりのもの……思わずめまい起こしそうになったが、一際目立つ商品が置いてあって二度見した。

視線の先にあったのは「宮崎牛カレー A5」というレトルトカレー。お値段、2700円なり……って、たけぇぇぇぇ……!!!!

値段が値段だけにA5等級の宮崎牛を贅沢に使った贅沢なカレーとのことだが、手にとったのは他にも理由がある。

パケの裏面を見たらなんと……

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> 川越シェフ <
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そう、「イケメンシェフ」として一世を風靡した川越達也シェフの姿があったのだ!! これはどんな味なのか気になるだろ……!!!!

てことで勇気を出して買ってみた。一体どんなカレーなのか。ドキドキしながら箱を開けてみると……うわぁ!!!!

なんだか高級感あふれる感じになっている。しかも「内閣総理大臣賞」なる文字もあって、間違いないカレーが入っているのは容易に想像できる。

ウマくないと困る値段ではあるが、あえて言おう。これは絶対ウマいやつ……!

こうなると、中に入っているレトルトパウチでさえも高級に見えてしまう不思議。内容量は300gで原材料の一番上に「牛肉(宮崎県産)」。どうやら100〜120gをソテーしたステーキが使われているらしい。

ちなみに作り方は湯せん、レンジどちらでもOK。今回はご飯に直接注ぎたかったので湯せんで作ってみた。手順通りに温めることしばし。

お待たせしました、こちらが……

川越シェフ監修のカレーである!!

見た目からしてハチャメチャにウマそう。こんなに上等そうなカレーなんて食べたことないよと震えていたら……

なんかヤバいのがいた

スプーンで探ってみると、まさかのステーキがゴロリと入っているスタイルではないか。完全に肉のインパクトにやられてそのまま食べそうになったが、まず味わうべきはルゥから!

気持ちを落ち着け、一口食べてみると……

なんだこのハンパないコクは……!!

一般的なカレーらしさがかなり薄く、具材の食感をほとんど感じないではないか。なんというか洗練されまくったコク深いカレーがそこにあった。

コクの出所はおそらくデミグラスソース。他であまり見かけないこの「デミグラス」がコクを生んでカレーをより高みに押し上げている……ように感じた。

とにかく上品なのが印象に強く残ったが、にんじんは見当たらないし、たまねぎもどこやら。しっかり煮込んでいて、手間隙かけられているカレーなのがよく分かる。

唯一気になったのがカレーの表面に見える油(ラード?)だったが、混ぜたらサッと消えたし味の面での影響もなし。いずれにしても、コクが爆発しているカレーにステーキがぶちこまれているのだからまぁ強い。

そしてそのステーキは柔らかさが尋常じゃなく、何よりデカさで満足感を満たしてくれるからヤバかった。ただのアクセントじゃない分、その衝撃もデカい。

辛さはそんなにでもないから食べやすく、煮込んであるからか全体的にトロけるようで絶品。もちろん、ご飯が進むのなんて言うまでもない。

カレー、ステーキ、ご飯のすべてが揃えば、美味しさ一直線でかなり満足度の高い食事ができた。そう簡単に買えるようなカレーではないものの、2700円の価値はあると言えるだろう。

てなワケで、宮崎の牛と宮崎出身の川越シェフによるカレーはなかなか味わえない体験で記憶に残るものだった。心の底から美味しいカレーを自宅で食べたい──。そんなときにオススメしたい。

執筆:原田たかし
Photo:RocketNews24.

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