日本の美を壊さないで!「観光名所の落書き」京都嵐山の竹林で深刻な問題に

2018年5月26日(土)6時0分 Jタウンネット

[ちちんぷいぷい—毎日放送] 2018年5月18日放送の「これどうなん?ニュース10」のコーナーで、京都・嵐山の竹林で問題となっている落書き被害について紹介していました。


刃物で彫られた英語・中国語・韓国語など


今年、日本を訪れた外国人旅行者は、1〜4月の累計が、過去最速で1000万人を突破しました(観光庁調べ、前年同期比15.4%増)。


日本全国の観光地には毎日、多くの外国の方が訪れているわけですが、彼らによるものではないかと考えられる、「落書き」に頭を悩ませているのが、京都の有名スポット嵐山の竹林です。


英語や中国語、韓国語などが多く、イニシャルや日付を記す落書きが多いそうです。


落書きが見つかった竹林は、より竹林を身近に感じてほしいという思いから開設された場所で、ほかの竹林と比べると穂垣がなく、ロープがある程度。


竹は地下で10本ほどがつながっており、落書きで傷ついた場所からバイ菌が入ってしまうと全てが枯れてしまいます。傷ついた場所は自然には治らず、本来なら傷ついた竹は根元から切りとり、薬をつけるのが良いそうです。


しかし、今の時期に竹を切ってしまうと、来年の春まで新しい竹は生えてこないので、景観的には寂しいことになってしまいます。嵐山の竹林は自然に生えているものではなく、きちんと手入れをされていて、景観を美しくするために努力されています。そのような美しい場所に落書きをするなんて本当に残念です。


一日でも早く、元の美しい嵐山に戻ることを願っています。(ライター:Nana.)

Jタウンネット

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