流山市や市民団体と協働する「こそだてMINNAdeプロジェクト」アンケート結果発表&座談会。プロジェクト参加で子育て環境はどう変わる?

2025年5月27日(火)14時44分 ソトコト


『株式会社 明治』(以下、明治)が千葉県流山市やその市民団体とともに進めている「こそだてMINNAdeプロジェクト」。行政、民間、企業がそれぞれの強みを活かし、鉄チェックや栄養セミナー、鉄が摂れるかんたんパンづくり教室など、子育て中のママやパパが楽しく子どもの健康について学べるイベントを開催するなどの活動をしています。目指すのは「子育て環境のアップデート」。


アンケートでプロジェクトの認知度や浸透度を探る


今回、明治は流山市の子育て世帯に向けて、「こそだてMINNAdeプロジェクト」についてのアンケートを行いました。プロジェクトがどれぐらい認知され、生活に実用的なものとして浸透しているのかを知るとともに、子育てにおける悩みなどを「市民の声」として広く集めるのが目的です。


またイベントに参加したことがある方には、コンテンツに満足できたかどうか、その後の子育てについての意識や行動はどの様に変わったかなども質問しました。


さらに参加したことのある方のうち5名のママに座談会をお願いし、プロジェクトに対して思うことや望むことなどをお話ししてもらいました。


座談会に参加してくれたのは、継松麻記子さん、鳥海春香さん、山田まなみさん、吉浪祥子さん 。4人は0〜4歳の子どものママです。また6歳と3歳の子どものママで、イベント開催時にはワークショップの講師として活躍したManaさんも参加してくれました。


座談会では主に、
子育てについて悩んでいることはありますか?
子育てについて不安や悩みを感じるときの相談相手について
子育ての悩みを相談できたり、子育ての楽しさを共有できたりするコミュニティやセミナー、イベントなどに興味はありますか?


これらの項目について、それぞれの視点から詳しくお話をしてもらいました。













子育てについて悩んでいることはありますか?



アンケート結果でもっとも多かったのは「仕事と子育ての両立」ですが、今回集まってくださった方たちは、「お子様の身体的な成長・健康」についての意見が多く出ました。


「子供の偏食が多いので、栄養不足になっていないか心配」


「イベントで鉄チェックをしてもらって、基準値に達していたので安心したけれど……好きなものしか食べない子なので、これからも大丈夫かなという不安があります」


「極端な偏食で、好きなものしか食べない。野菜もひとつ気に入ったら同じようなものばかりを食べます」


などなど。子どもの偏食や、それによって栄養不足になることを危惧する声がほとんどでした。


また偏食に悩むゆえに、「災害時などいつもとは違う食生活にせざるを得ないとき、食べてくれるものがあるか心配」という声もありました。



左から、明治ほほえみ らくらくキューブ(540g)・明治ステップ らくらくキューブ(560g)・明治ステップ らくらくミルク(200ml)

子育てについて不安や悩みを感じるときの相談相手について



アンケートで多かったのは「配偶者・パートナー」や「自分で解決する」、「親」という回答。


座談会メンバーも身近な人に相談することが多いようですが、子どもの健康や食事については「こそだてMINNAdeプロジェクト」のイベント内で行われる栄養相談が頼りになると感じたようです。


「成長段階によってどんなものを食べさせるのがいいのかわからなくなるときも多いのですが、スライドを使った勉強会をしてもらったり、栄養士さんに相談できたりして参考になりました」


「専門家に相談できるのは助かります」


子育ての悩みを相談できたり、子育ての楽しさを共有できたりするコミュニティやセミナー、イベントなどに興味はありますか?



アンケートの回答は「大変興味がある」が最多で、次点は「興味がある」。機会があれば参加してみたいと思う方が多いことがわかります。


座談会メンバーももともと興味があったところにイベントを知るきっかけがあり、参加してみたという方がほとんどでした。
中でも、「知人の市民団体の方に教えてもらって参加してみることにしました」


というように、普段から市内で活動している団体経由で情報を知ったという声が目立ちました。


そのほか、「たまたま駅前を通りかかったらイベントをしていたから」


との答えもあり、多くの人の目につくところで開催することも大切なのだとわかりました。


アンケートにはさらに、イベントに参加することが実生活に良い影響を及ぼしたかどうかを尋ねる項目もありました。










「こそだてMINNAdeプロジェクト」のブースに参加して、子育てへの向き合い方や認識が変わりましたか?



座談会メンバーにも「こそだてMINNAdeプロジェクト」のイベントに参加して、その後子育てに対する姿勢が変化したと感じる人もいました。


「自分がつくるごはんでは鉄分が足りている自信がなかったのですが、チェックしてもらって『クリアしていますよ』と言っていただき、安心できました」


というように、正しい知識と現状の理解を得たことで気持ちが楽になったという方も。


「専門家への相談を通して夫も今まで以上に子育てに興味を持ったようです。わかりやすいメリットがあることは大事なのかも」という意見も聞くことができました。


座談会ではアンケートでそのほか自由に「こそだてMINNAdeプロジェクト」のイベントについてお話ししてもらいました。


その中で出てきた意見としては、「待ち時間のおしゃべりや、偶然同じ時間にイベントに参加したという縁を通して、ママ友、パパ友ができたのがうれしい」


「やはり無料というのは大きいです。行ってみようという心のハードルが下がります」


「ワークショップでつくったものを持って帰ることができて子供が喜びました。思い出が形として残るというのは大きなポイント」


「待ち時間に明治のお菓子をもらえて子供を飽きさせずに済みました。お菓子についても信頼できる明治のものだからと安心して与えることができました」


(⇒)最後に、流山市における「こそだてMINNAdeプロジェクト」の認知度について見てみましょう。


流山市と株式会社 明治による「こそだてMINNAdeプロジェクト」をご存じですか?



認知度については44.1%ですが活動を始めて1年であり、現時点でのその内容は年4回のイベントとオリジナルイベント1回のみという状況を考えると、認知は順調に広まりつつあると考えられます。


今後もこういったアンケートや座談会の開催でママやパパのニーズを探りつつ、コンスタントにイベント開催や情報発信を続けていくことで、プロジェクトはいっそう市民に知られるようになるでしょう。何かと悩むことの多い子育てで、ママやパパの頼れる存在になってくれそうです。


※鉄チェック活動は貧血の診断をするものではなく、指に光をあててヘモグロビン濃度を予測した推定値です。

ソトコト

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