「〝子持ち様〟と煙たがられることもある幼児連れ。リフレッシュしたくて2歳の息子とランチバイキングに行ったら...」(愛知県・30代女性)

2024年5月30日(木)11時5分 Jタウンネット

シリーズ読者投稿〜あなたに届け、この「ありがとう」〜 投稿者:Aさん(愛知県・30代女性)

その日、Aさんは幼い子供を連れてバイキングレストランへ行った。

子連れで行ってもいいものか——彼女は「自分の行動は非常識かもしれない」と不安を抱えながら、それでもどうしてもリフレッシュしたくて、出かけたという。

<Aさんの体験談>

幼児連れの親は「子持ち様」と煙たがられることもあるこのご時世。

今年のはじめ、やや非常識かもという意識がありながらも、電車に乗って街へ出掛け、とあるバイキングレストランで2歳になったばかりの息子と昼食を取ろうとした。

わたしは仕事復帰したばかりで、息子も慣れない保育園通い。親子共々リフレッシュしたかったのです。

「やっぱりやめとけば良かった」

友達同士、カップル、家族......大勢の人で溢れる店内。

そんな場所に圧倒された息子は「抱っこ、抱っこ」とせがんできた。

仕方なく、左手で息子を抱えながら、料理を取る列で待つことに。

「やっぱりやめとけば良かった...全然リラックス出来ない...」

そんなことを考えていたら、後ろから肩をトントン...と叩かれた。

振り返ると、素敵なご婦人が満面の笑みで「少し抱いててあげようか?それじゃ料理、取れないでしょ」。

わたしは、「こんな子供連れてこんな場所に来たわたしが悪いんだから...」と心の中で思いながら「いえいえ、とんでもない、ありがとうございます」と返した。

すると、ご婦人はこう言った。

「じゃ、何か取ろうか?」

子育ての孤独感から救ってくれた優しい笑顔

その優しさに、子育ての孤独感から、心底解放された気分でした。

コロナ禍で色々と制限された中での出産、育児、仕事復帰。なんだか、息苦しさを感じていました。

でも、あのご婦人の優しい笑顔は、決してわたしを否定するものではなく、応援してくれるものでした。

色んなことがあるけど、また明日から頑張ろうと、明るい気持ちになれた出来事でした。

本当にありがとうございました。

「子育て中に助けてもらった思い出」聞かせてください

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