スシローはもはやデザート天国! カフェ感覚で味わう“廻るスイーツ”が味もコスパも最高だった

2023年6月6日(火)10時48分 食楽web


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●回転すしチェーン『スシロー』をカフェ感覚で楽しむ人がいるらしい! 目当ては「スイーツ」。言わば「廻るスイーツ」とも言うべき、これらのメニューを5種食べてみる!

 回転すしチェーン『スシロー』。定番から期間限定まで、お得に絶品すしをいただけることから絶大な支持を得ていることはご存知の通りですが、最近聞き慣れぬ噂を耳にしました。それは「スシローをカフェ感覚で楽しむ客が静かに増えている」というもの。


「スシローカフェ部」のロゴ(食楽web)

 こういったニーズを受けて『スシロー』では、「スシローカフェ部」と称し、おすしを食べた後でも食べられるように、商品を開発し、期間ごとに様々なスイーツメニューを展開しているようです。しかし、『スシロー』でスイーツをこれまでに食べたことがなかった筆者。その味がどうしても想像できないのも正直なところ。

 そこで今回は、スシロー担当者に話を聞きながら、「スシローカフェ部」のラインナップのみを食べてみることにしました。果たして、その味・中身とはいかに!?

「回転すしのスイーツ」の常識を超える本格スイーツ!

まず、「スシロー・カフェ部」とは何なのかを担当者に聞きました。

「2017年に『スシローカフェ部』を社内で発足しました。『そそる、べつ腹。おどれ、ココロ。』をテーマに、おすしを食べた後でも美味しく食べられるスイーツを開発・販売し、回転すしスイーツの常識を超える、本格的なスイーツをご提供できるよう心がけています。パティシエを含めた女性を中心としたメンバーが日々最新情報を集め、新商品をご提供できるように試行錯誤しています」(担当者)

確かにひと昔前に比べ、『スシロー』ではスイーツの種類が増え人気スイーツブランドとのコラボレーションを行っているイメージはありましたが、実は6年前から発足し、推し進めていたとは正直驚きです! ニーズの高まりを受けての取り組みなのでしょうが、「スシローでスイーツを食べる人」とは、一体どんな人なのでしょうか?

「『スシロー』は、小さいお子さまから大人の方までが“おすし目当て”でご来店されることが最も多いです。こういったお客さまが〆にスイーツをお召し上がりになるのが一番多いパターンです。他方、SNSを拝見していて『おすし』ではなく『スイーツ』目当てでご来店されるお客さまが増えているのも見かけられます。『スシローカフェ部』では、有名店や有名パティシエとコラボしたスイーツを期間限定でご提供しているので、こういったメニューを目当てにご来店いただくこともすごく増えました」(担当者)

「廻るスイーツ」5つを食べ比べ!

 やはり、「スイーツ」目当てで『スシロー』へ行く人が増えているのは本当だったわけですが、肝心の「スシローカフェ部」のスイ−ツ、一体どれほど美味しいのでしょうか? 今回は、「練乳いちごパフェ」、「チョコクッキーパフェ」、「北海道ミルクレープメルバ」、「ショコラケーキリッチ」、「京都峯嵐堂のわらびもち」の5つのスイーツをいただくことにしました。


「練乳いちごパフェ」330円。※店舗により価格が異なります、お持ち帰り不可

 まずは、「スシローカフェ部」の定番「練乳いちごパフェ」をいただきます。バニラ味わいと、いちごの甘酸っぱさを感じられるいちごアイスに、フローズンいちご、いちごムースにいちごソースと練乳が乗っています。見た目もかわいらしく、小ぶりなサイズなのも嬉しいです。すしを食べた後の一品にも合いそうですし、スイーツ目当てであれば、他のスイーツとも合わせていただけそうです。


「チョコクッキーパフェ」330円。※店舗により価格が異なります、お持ち帰り不可

 続いて「チョコクッキーパフェ」。ビターに仕上げたチョコチップアイスに、チョコレートの濃厚な味わいを楽しめるチョコムースとチョコソース、さらに、濃厚で滑らかな食感のバニラアイス、ホイップがたっぷり乗っています。アクセントとしてココアクランチをトッピングすることで、チョコの濃厚さだけでなく、食感の違いも楽しめるチョコづくしのパフェでした。


「北海道ミルクレープメルバ」260円。※店舗により価格が異なります、お持ち帰り不可

 続いて「北海道ミルクレープメルバ」。『スシロー』で人気だという北海道ミルクレープに、フローズンいちご、アイス、ホイップを盛りつけた満足感たっぷりのスイーツ。ミルクレープは、銅釜で丹念に炊き上げた自家製のカスタードクリームに北海道産の生クリームなどをたっぷりと使用しているとのこと。 アイスやホイップと一緒に食べることで食後はもちろん、カフェタイムにも楽しめそうです。


「ショコラケーキリッチ」220円。※店舗により価格が異なります

 続いては、登場からわずか10か月で250万食以上を販売したスシローカフェ部自慢のスイーツ「ショコラケーキリッチ」。チョコレートをたっぷりと使用したチョコづくしなリッチなケーキ。 生地には2種のココアを配合し、生地の間にはコクのある風味と口溶けの良さが特長のチョコを1枚1枚サンドしています。ミルクチョコとココアをたっぷりとトッピングしたケーキは、食べるたびにチョコの味が広がり、チョコ好きも納得の仕上がりのように思いました。


「京都峯嵐堂のわらびもち」130円。※店舗により価格が異なります、お持ち帰り不可

 最後は、「京都峯嵐堂のわらびもち」をいただきます。京都嵐山に本店を構える『京都峯嵐堂』のわらびもちです。『京都峯嵐堂』のわらびもちは、銅釜を用いて、均一に熱を加える創業当時から続く製法で作られていますが、『スシロー』ではこれを湯煎し切り付けることで、出来立てのわらびもちを再現しています。

 わらびもちの食感が楽しく、噛み締めるたびに、奥ゆかしいわらびもちの甘味と、きなこの香ばしい風味が口いっぱいに広がります。その豊富なメニューに目移りしがちな「スシローカフェ部」ですが、こういった和テイストの商品もあるのはありがたいですね!

●まとめ:『スシロー』にカフェ感覚で訪れる人は一定数いる! そして、その目当ては程よいサイズ感と、本格的な味わいが楽しめる「スイーツ」だった!


「スイーツ目当てに行く」というスシローの新たな楽しみ方、ぜひ一度お試しを!

 今回実食した5品以外にも、期間限定の商品があります。スイーツ目当てのリピーターには、この“限定感”も魅力に映るのかもしれませんね。また、スイーツが回ってくる際のワクワク感も楽しく、この点もまた「回転すしチェーンならでは」の特性を活かしたサービスのようにも思いました。最後にまだ『スシロー』でスイーツを食べたことがない方へ担当者にメッセージをもらいました。

「おすしでお腹いっぱいになった後でも、食べられるような味わいに仕上げているのが『スシローカフェ部』のスイーツの特徴ですが、それでいて本格的な味わいを出すようにも心がけています。平日の14〜17時の時間帯はお店も空いていることが多いので、『スシロー』をカフェとしてもご利用いただき、自慢のスイーツを心行くまでお召し上がりいただければ幸いです」(担当者)

(撮影・文◎加賀ま波、松田義人)

●DATA

スシローカフェ部

https://www.akindo-sushiro.co.jp/cafebu/

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