今では当たり前だけど... 石川の職人が変えた「寿司の常識」とは
2020年6月15日(月)8時0分 Jタウンネット
[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2020年6月3日放送の「よりぬき仰天コロンブス」のコーナーでは、石川県民の「寿司愛」を取り上げていました。
総務省統計局の「家計調査」によると、金沢市のすしの年間消費金額は、外食においては全国1位、弁当においては全国2位という結果が出ています。
金沢は、北海道の小樽、静岡の清水と共に「日本三大寿司処」と言われており、誰もが認める寿司王国なんです。

地元の寿司店に話を聞くと...
番組では、石川、富山で約30店舗を展開する「ばらずし」に話を聞いていました。
担当者によれば、昔は太巻きは焼き海苔ではなく生海苔をつかっていたそうです。しかし、焼き海苔の方が風味が保たれるので、ばらずしが、いち早く焼き海苔を使い始めました。
また、太巻きにキュウリを初めていれたのも、ばらずしなんだそうです。もともとはゆでたほうれん草が定番だったのですが、きゅうりのほうが食感もよく水分も少ないため変更したそうです。
このように、石川県内のすし屋では、他よりも早く美味しいお寿司を提供していたのです。
また、変わり寿司をいち早く提供したのも石川のお店だそう。
今では一般的な「炙り寿司」を導入したのは、石川県の「海天すし」なのだとか。
お客さんの要望と造り手の工夫で、最先端のお寿司を提供しているからこそ、県民の寿司好きに拍車がかかるのでしょうね。
(ライター:りえ160)