【秘湯】栃木県足利市「パンサラッサのうみ足利温泉」がメチャメチャ良い / 新鮮な温泉に頭からザブンと入れる! 週2日のみ営業の激レア温泉

2024年7月7日(日)12時0分 ロケットニュース24

週末に栃木県足利市内をあてもなくドライブしていたら「テント風呂 温泉販売」なる看板を発見。気になったのでGoogleマップで確認すると、看板の先に週2日(金曜・日曜)のみオープンしている日帰り温泉カフェがあることが判明した。

しかし看板の先は薄暗い林道……本当に温泉施設などあるのだろうか。手作りの看板もやや不気味だが、どうしても温泉に入りたくなってしまったので進んでみることにした。

・温泉に入りたい

昼間なのにやや薄暗いのは、背の高い木々が日光をさえぎっているせいだ。少し緊張しつつも車をゆっくり進めていく。温泉マークの看板があるから、もう少しで温泉施設にたどり着くだろう。

さらに行くと、隠れ家のような施設が……恐る恐る近づいていくと、気さくな女将が登場。どうやら同施設は「パンサラッサのうみ足利温泉」という名前らしい。温泉を利用する場合はカフェ店内で受付をするそうだ。

・パンサラッサのうみ足利温泉
駐車場を挟んでカフェの反対側に温泉エリアがあるらしい。各仮設テント内には湯船があって、その都度温泉を満タンにしてくれる仕組み。案内によると、貸切湯船は7種類。18リットル110円の計算で、湯船の大きさによって価格が変わるそうだ。

私が選んだのは、女将おすすめ「マニアのよ(2750円)」。1人で利用しても複数人で利用しても料金は同じなので、いわゆる家族風呂みたいに家族や友人と利用する方がお得。今回は1人で贅沢に温泉を味わいたい。

温泉の準備をしている間、店内で菊芋茶ゆべしをいただいた。ゆべしとは柚子を使った餅菓子。もちもちしていて美味しい。カメラで捉えることはできなかったが、店内に蛍が紛れ込んできた。自然豊かで心地よい時間が流れている。いい場所を知った。

・テント温泉へ
さて、準備ができたようだ。いざ温泉エリアへ。

こちらが1番人気の「マニアのよ」だ。大・小2種類の浴槽が用意されている。

ステンレスのバスタブには約42度、木製の方には約25度の温泉を入れてくれたらしい。「温冷浴を楽しんでください」と女将。

貸切なので頭からドボンと入ってもOK。お湯はとろとろとしていて体がじわじわ温められる。気持ちいい〜〜〜。

日頃の疲れからゆっくり解放されていくような感覚。運良くいい温泉を見つけてしまった……時間を忘れてのんびりするには最高の場所だと言える。

そういえば女将が「角質が取れて肌もツルツルになりますよ」と言っていた。ポリタンクを持ってくる人が多いらしい。自宅でも温泉を楽しめるうえに料理にも使えるそうだ。あ〜〜〜

いい湯だった。

・温泉尽くし
温泉から上がったらカフェへ。温泉で割った梅割り(330円)と温泉たまご(150円)に癒やされた後に、女将から温泉化粧水を吹きかけられ完全にフィニッシュ。マジで究極にととのいました。

栃木県足利市の隠れ家「パンサラッサのうみ足利温泉」は、県外にも多くのファンがいるという。都内から余裕で日帰りできる距離なので機会があれば足を運んでみてはどうだろうか。ポリタンク持参でぜひ!

・今回ご紹介した施設の詳細データ
名称:パンサラッサのうみ足利温泉
住所:栃木県足利市名草上町2715
時間:10:00〜16:00
営業日:金曜・日曜

執筆:砂子間正貫
Photo:RocketNews24.

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