いつもの料理が格段にはかどる! クイジナート「スリム&ライト ハンドブレンダー」を使ってみた
2019年7月13日(土)10時50分 食楽web
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筆者は料理が好きなほうなので、食べたいものをその時々の気分で自由に作って楽しんでいます。が、仕事と子育てをしながらの献立づくりは意外と大変! 限られた時間の中、いかに効率よく、かつ家族が喜ぶ味に仕上げるかが勝負になってきます。
そんな、日々キッチンで奮闘する人たちに強力な助っ人が現れました。それがキッチン家電ブランドCuisinart(クイジナート)が6月から販売を開始したハンドブレンダー「スリム&ライト ハンドブレンダー シリーズ」です。
この家電、名前の通り、スリム&軽量設計が最大の特徴。ブレンダー、チョッパー、ビーター、マッシャーの4つの機能が付いています。
「スリム&ライト ハンドブレンダー シリーズ」の主な機能
・ブレンダー:つぶす・混ぜる
・チョッパー:切る・刻む・かき混ぜる
・ビーター:泡立てる
・マッシャー:つぶす
フードプロセッサーやハンドブレンダーはいくつか試したことがありますが、なかには重くて場所をとったり、扱いが複雑で難しいものもあります。というわけで、今回は、実際にこれら4つのアタッチメントを使って調理してみたので、その使用感をレポートしたいと思います。
軽くて余計な力がいらない「ブレンダー」
最初に試してみたアタッチメントは、ブレンダー。スムージーやジュース、シェイク、スープ、ソース、マヨネーズ、離乳食など主に食材をつぶして混ぜる機能に優れたアタッチメントです。
今回は、グレープフルーツを使って、炭酸水と割った「グレープフルーツスカッシュ」を作ってみることにしました。
全長(本体含む)約36cmとコンパクトなので、キッチンカウンターに常備していても邪魔になりません
ハンドブレンダーを実際に手にしてまず思ったのが、握りやすくてしかも軽いこと。重さは約560g。女性のユーザーを考慮しているのでしょうか、ほっそりとしたサイズ感がスタイリッシュです。また一般的な調理家電のような物々しさもなく、これなら気軽に使えそうです。
ブレンダーの先端(刃)部分は直径6cm弱
すべてのアタッチメントがそうですが、本体との接続はイラストのマークに合わせて差し込むだけでOK。ワンタッチで取り付けられるので手間も時間もかかりません。
さっそく試作。付属の専用カップに3cm角に切ったグレープフルーツを入れて、ブレンダーをセット。スイッチを入れたら、上から押さえるように果肉をつぶしていきます。
本体が握りやすいので余計な力を加える必要もなく、15秒程度であっという間に完成しました。皮以外は丸ごといただけるので、グレープフルーツの栄養を余すことなく摂ることができますね。
ブレンダーは専用カップ以外にも、金属やプラスチック製のボウル・鍋などの中に直接入れて使うこともできます。いろんな調理シーンで重宝しそうです。
刻み具合を調節しながら調理できる「チョッパー」
続いては、チョッパーを試してみます。この日はちょうどハンバーグを作る予定だったので、地味に手間のかかる玉ねぎのみじん切りでチョッパーを試してみます。こうした野菜のみじん切りのほかに、ひき肉、魚のすり身、パン粉などを作る時に使うのがオススメです。
容器のサイズは直径約13cm
高さは約15cm(蓋をした状態)。典型的なフードプロセッサーにくらべて随分と軽くてコンパクト。これなら収納の邪魔にもならないはず。
3cm角に切った玉ねぎを容器の中へ
容器と本体をセットして、手元のスイッチをオン。スイッチを押す・離すを繰り返すと断続運転になるので、刻み具合を調節しながら調理ができます。地味ながら、かゆいところに手が届く便利な機能です。
軽量設計だからなのか、切れ味が軽快で、モーター音も気になりません。約10秒でみじん切りが完成。5mm角にみじん切りされた玉ねぎを、さっそくハンバーグの材料に使いました。
ブレンダーと同様、チョッパーもコンパクト仕様で出し入れが簡単なところに好感が持てました。
驚くほどなめらかな仕上がりになる「マッシャー」
3つ目は、手間と根気が必要なマッシュ(裏ごし)に便利なマッシャー。活用例としては、マッシュポテト、栗きんとんなど。今回は、定番のマッシュポテト作りに挑戦してみます。
先端(刃)部分は直径約9.5cm
ボウルに茹でたジャガイモを入れたら準備OK。ジャガイモにマッシャーを軽く押し当て、スイッチを入れます。
マッシャーを上下に動かしながら、ジャガイモの中までまんべんなく動かして潰していきます。手作業でジャガイモを潰すには結構な労力が要りますが、マッシャーを使えば、面白いほどスムーズに潰すことができます。
しかも仕上がりが驚くほど滑らか。こちらも20秒ほどで完成しました。
とにかく速い泡立てが可能な「ビーター」
一般的なミキサーに比べスリム設計なので、ちょっとした隙間にも収納できます
最後は、生クリームや卵白の泡立て、ケーキの材料などを混ぜるのに便利なビーターを使って、生クリームを泡立ててホイップクリームを作ってみました。
回転速度は先端のダイヤルを使って自由に選べます
縦長の専用カップを使うと生クリームが飛び散ることもなく衛生的
専用カップに生クリームを入れて、さっそくホイップづくりに挑戦です。
な、なんと、約30秒で八分立てのホイップが出来上がりました。感覚としては、ミキサーを使った場合の半分以下のスピードでしょうか。これは速い。
非常になめらかで美味しいホイップクリームができました。これをアイスコーヒーにのせて、「コーヒーフロート」が完成。とにかくスピーディーに仕上がるので、お菓子をよく作る方には特におすすめです!
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「スリム&ライト ハンドブレンダー シリーズ」の使用感を一言で表すと「軽いのにハイパワー」。これに尽きます。スリムなシルエットからは想像できないほどの頼れるパワーで、みじん切りからマッシュまで、さまざまな調理に対応してくれます。今までは面倒だからと敬遠していたスムージーやポタージュも、これからは4つのアタッチメントを活用して積極的に作っていこうと思います!
(取材・文◎長谷部美佐)
●DATA
スリム&ライト ハンドブレンダー マッシャー付き HB-702
セット内容:本体×1個、ブレンダー×1個、ビーター×1個、チョッパー×1個、マッシャー×1個、専用カップ×2個
https://www.cuisinart.jp/products/HB-702J.html