「子供の遊び場になってた駐車場に、たまに来る作業員のおじさん。母子家庭で父のいない僕をおじさんはいつも...」(沖縄県・40代男性)
2024年7月22日(月)8時0分 Jタウンネット
シリーズ読者投稿〜あの時、あなたに出会えなければ〜 投稿者:Sさん(沖縄県・40代男性)
Sさんは幼少期、アパートの駐車場で近所の子供たちと遊んでいたという。
その駐車場は資材置き場にもなっていて、そこにたまにやってくる作業員のおじさんは、子供たちに「加トちゃん」と呼ばれて懐かれていたそうだ。
<Sさんの体験談>
幼稚園〜小学校3年生の頃です。
母子家庭で、妹と3人暮らし。よく近所の子供らとアパートの駐車場で遊んでいました。
駐車場のプレハブにたまに来ていた作業員のおじさんに...
その駐車場には工事現場のプレハブがあり、資材置き場にもなっていました。
そこに、たまに来ていた現場作業員のおじさんがいました。
当時は、「8時だョ!全員集合」で、加トちゃんが大人気。私はそのおじさんを「加トちゃん」と呼んでいました。
そして、その加トちゃんがいつも高い高いをしてくれて、とても嬉しかったのを覚えています。
母子家庭で父がいない私に優しくしてくれた加トちゃん、ありがとうございました。
誰かに伝えたい「あの時はありがとう」「あの時はごめんなさい」、聞かせて!
名前も知らない、どこにいるかもわからない......。そんな誰かに伝えたい「ありがとう」や「ごめんなさい」を心の中に秘めている、という人もいるだろう。
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