最高においしい「卵かけご飯」を味わうための“お米”とは?【お米の選び方】

2023年7月22日(土)10時47分 食楽web


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●卵かけご飯がもっとおいしくなる秘訣はお米にあり? スーパーで買える人気のお米から選ばれたのは?

 スーパーなどでお米を選ぶときに、何を基準に選んでいますか? 年々、新しい銘柄が増え、もちもち食感のものや固めに炊けるものなどさまざまな味わい、食感が楽しめるようになりました。

 どの銘柄のお米を買うか迷ったら、ぜひ料理に合わせて選んでみてはいかがでしょうか?今回注目したのは、日本の朝食の定番「卵かけご飯」。アツアツのごはんに新鮮な卵を割り入れ、醤油を垂らせば、至福の朝を迎えられる言わずと知れた国民食です。

卵かけご飯の起源、知ってる?


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 ちょっと小ネタを挟むと、岡山県出身で画家・岸田劉生の父である事業家・岸田吟香が、日本で初めて卵かけご飯を食べた人物とされている説が有力なのだとか。それを周囲に広めたことで、岡山県・美咲町が卵かけご飯の発祥の地として知られ、絶品の一杯が食べられる店も点在するそうなのです。

 しかし、卵とご飯だけという、素材の旨さが際立つ一品だけに「お米がおいしくないと台無し」になりがち……。そこで前回の「カレー“ライス”の正しい選び方」に引き続き、フードクリエイターユニット「東京ソロごはん。」に最高においしい卵かけご飯が味わえる「お米」をチョイスしてもらいました。

 さて、どんなお米が選ばれたのでしょうか?

卵かけご飯に合うお米はズバリ、これ! その理由と炊き方のコツを伝授

 卵かけご飯にベストマッチなお米として選ばれたのは、ズバリ「青天の霹靂」です。

 JAグループによると、「青天の霹靂」の生産地は青森県で、「米の品種開発は寒冷地独特の悩みである「低温」との闘い。その低温を克服し、ふっくらとして適度な粘りと光沢のあるおいしいお米を開発しました」とのこと。

 炊きあがりからしばらく保温していても適度な硬さがあり、食べ応えもあるのに重すぎない。冷めてもおいしく、上品な甘さが残る味わい深さが魅力です。

「粒が大きめで卵に絡みやすいんです。さっぱりしていてほどよい粘りと甘みがあり、卵かけご飯にぴったり。卵と絡めてもお米の食感が残るように、少し固めに炊くといいですよ」(東京ソロごはん。)

まとめ

 とろりとした卵とちょい足し醤油、ふっくらと程よい粘りのある「青天の霹靂」が合わさると、どの素材の味もしっかりと感じられて実においしい! 小分けパックもあるので、明日の朝ご飯にいかが? ぜひお試しあれ。

(文◎編集部、料理監修◎東京ソロごはん。)

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