通学時の荷物が重くなった原因、水筒の持参がランクイン

2022年7月25日(月)17時15分 リセマム

保護者自身が小学生だったころと比較すると、子供の通学時の荷物は今のほうが重いと感じるか

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73.1%の保護者が、自身が小学生だったころと比較すると、子供の通学時の荷物は「今のほうが重い」と感じており、その原因として「教材の増加」や「水筒の持参」があげられていることが、BRITA Japanが2022年7月21日に発表した調査結果より明らかとなった。

 小学生の水分補給と通学時の荷物の重さに関する意識調査は、小学生の子供をもつ保護者666人を対象に実施。調査期間は2022年7月1日から9日。なお、調査結果の数値は小数点以下を適宜四捨五入して表示しているため、積み上げ計算すると誤差がでる場合がある。

 自身が小学生だったころと比較すると、子供の通学時の荷物は「今のほうが重いと感じる」と73.1%が回答。その原因としては、「教科書やドリル、辞書等の教材が増えた」55.9%、「水筒を持って行くようになった、または量が増えた」53.0%、「タブレットを持って行くようになった」40.7%の順に回答が多かった。

 夏時期の学校がある平日、子供の熱中症リスクを感じる保護者は89.3%で、保護者が期待する子供の1日あたりの水分補給量は「平均1.05L」。これに対し、実際の子供の1日あたりの水分補給量は「平均0.87L」と、保護者が期待する量より2割弱少ない結果に。また、小学生の水分補給方法は「水筒/マイボトルを持参する」が86.6%と大多数を占めた。

 今回の調査により、通学時の小学生の荷物は「平均4.0kg」であることが明らかになった。みたき総合病院副院長・小児科医の鈴木悟先生によると、ランドセル症候群は低学年で4kg以上の荷物を背負うと発症の可能性があるという。鈴木先生は、「できるだけ中身を軽くするための“置き勉”は状況が許せば実施してほしいですし、熱中症対策の水筒持参も軽いものが望まれます」とコメントしている。

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