千葉・松戸市の新鋭からあげ店『唐揚げ とり星』で5種類のどデカい「絶品からあげ」を味わってきた!

2022年9月20日(火)10時50分 食楽web


千葉県松戸市の五香駅改札からすぐの場所にある『唐揚げ とり星』。ニワトリのキャラクターに惹かれます | 食楽web

 千葉県・松戸市。新京成線・五香駅の改札を出て右に折れると、すぐに目に飛び込んでくる黄色い看板。そこに描かれたニワトリのキャラクターに、思わず釘付けになってしまいました。丸メガネに赤い蝶ネクタイ、そしてベストと、どこかの大富豪邸の執事を彷彿とさせます。

 ここが今年5月にオープンしたテイクアウトのからあげ専門店『唐揚げ とり星・五香店』。最近のからあげ専門店の多くはオリジナルのキャラクターがいるようで、筆者が新規開店のからあげ店に行くときの楽しみのひとつが、このキャラ鑑賞だったりします。


お弁当はこんなパッケージで提供されます

 それはさておき、こちらでは醤油・塩・激辛・南蛮・旨ダレと5種類のからあげのほか、手羽先からあげも味わうことができます。これが実際に食べてみたらものすごく旨かった! というわけで、その味わいをご紹介していきましょう。

1個70g前後!ジャンボからあげの味やいかに?


人気の「あい盛りからあげ」は醤油と塩が4個ずつ

 最初にいただいたのは、特に人気だという醤油と塩の「あい盛りからあげ」(8個・1080円)。最近トレンドのジャンボサイズのからあげで、1個あたり65〜75gほどあるそうです。やや平べったい形状で、箸で持ちやすいのがイイですね。

 まずは塩からあげにかぶりついてみます。片栗粉のみを使用している衣はガリッと食感。それがすぐにパラリと崩れ、肉汁たっぷりの肉と一体になります。塩からあげはニンニクを使っていないとのこと。そのせいか鶏肉の旨みの奥に、塩のほのかなコクが感じられます。


塩からあげの断面。しっとりとした肉汁が艶やかでもあります

 一方、醤油からあげは、打って変わってニンニクが香る濃厚な味わい。ごはんもお酒もすすみそうです。時折、衣の香ばしさが肉の旨みとともに口の中に広がっていくのが最高ですね。どのからあげも、肉自体にしっかり旨みがあって、しかも柔らかいのは、下処理の段階でブライン液(水+塩+砂糖)に漬け込んでいるから。また醤油と激辛以外のからあげはすべてニンニク不使用だそうです。

『とり星』には、塩・醤油以外にも、多数のオリジナルからあげがあります。例えば「激辛」。これは一味などのスパイスを使用した真っ赤なルックスの一品。食べる前からめちゃくちゃ辛そうですが、いざ食べてみると「旨辛っ!」という感じです。飲み込んだあとにじわじわ来る刺激がありますが、辛さのなかに旨みがしっかり感じられます。


「激辛」。見た目ほどに辛くはなく、旨みたっぷり

 また、「南蛮」や「旨タレ」(共に2個350円)なんてからあげも。前者はチキン南蛮のように甘酢ダレにくぐらせたもので、さっぱりとした酸味が特徴。後者は子どもに人気のからあげだそうで、肉の旨みにタレの甘みが加わって、確かにおやつでもいけそうな味。子どもならずとも筆者的にもこれはかなり美味しい。ホカホカの白いご飯にのせて食べてみたいですね。この旨ダレがご飯に染みて、何杯でも食べられそうです。


「旨タレ」は濃厚な甘タレでご飯が欲しくなる味わい

 駅の改札を出てすぐにあるお店ということもあり、仕事帰りの人を中心に人気のある『唐揚げ とり星』。お米にもこだわっているとのことで、お弁当も充実しています。ランチはもちろん、晩ご飯に迷ったり、あとひと品ほしいというときにも心強い味方になってくれそうなお店です。

●SHOP INFO

店名:唐揚げ とり星・五香店

住:千葉県松戸市常盤平5-19-1五香駅西口ビル3F
TEL:047-700-5398
営:11:00〜21:00
休:不定休

●著者プロフィール

松本壮平
ライター・編集者。一般社団法人日本唐揚協会認定カラアゲニスト。生まれも育ちも「からあげの聖地」である大分県中津市。美味しいからあげを求めて東奔西走する「から活=からあげ探索活動」に明け暮れている。

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