たばこの中毒を断ち切る信条

2022年9月29日(木)20時30分 ココカラネクスト

気の持ち様でどうにでもなる

 人は言い訳して苦況を取り繕おうとします。どうしてもたばこを止めることが出来ない人がよく言うセリフがあります。「止めようと思っているんだけどついつい・・・。」このセリフは言い訳にもなりません。禁煙できない理由になっていないから。そう言う人は、心からたばこを止めようと思っていません!たばこを吸う行為が当たり前になっている。いわゆる「中毒」になっているのです。健康について真剣に考えていません。ハッキリ言って不幸なことです。

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”中毒”と聞いてみなさんはどう思われますか?中毒はそれが身近にあるのが当たり前過ぎて、良からぬ嗜好が無くてはいられなくなってしまうことです。

だから、敢えてたばこがない生活を考えてみましょうよ。なんか新鮮なことだと気が付いてくれるとうれしいです。私たちに与えられた1日24時間の内、喫煙にどれほどの時間を費やしていますか?たばこを吸っている時間はからだを悪くしている時なのですよ。

肺がんや胃がんは元より、循環器疾患や呼吸器疾患(COPDは別名「たばこ病」)になるリスク要因(※1)で、新型コロナ感染症の重症化にもつながるのです。死亡する確率が非常に高まる。喫煙に要する時間だけでなく、生活習慣病に罹患して治療と苦痛にも時間を割くことになるのです。本当にもったいないですよね。

以前禁煙アイテム「禁煙パ〇ポ」の効果を疑ったメルマガを配信したことがありました。

それに呼応して頂いた方は「禁煙パ〇ポ」にすがったそうですが、詰まるところ我慢我慢の繰り返しだったようです。幸いなことにたばことおさらばできたとのこと。たばこを止めようと決めた訳の如何にかかわらず、信条が緊と伝わって来ます。ニコチンの依存性に打ち勝ったのです。

気の持ち様はいろいろな場面で見たり聞いたりします。

昭和時代に高視聴率を続けていた刑事ドラマがありました。ひとりの刑事が事件に巻き込まれて、強制的に覚醒剤中毒となってしまう。激しい禁断症状との闘いに同僚が付き合う。渇望が止むまで手錠でお互いを繋ぐシーンがありました。あくまでもフィクションで脚色されてはいるものの、その手錠が決意の表れだと、当時小学生だった私は感じ取りました。

さまざまな要素を取り入れ商品として具現化する。私には到底できない技です。始めはきれいに着飾る衣服のデザインを手掛けていたデザイナーさん。世間の評判や知名度も追い風に、財布や名刺入れなど生活雑貨類も考案し世に送り込みます。ファッションデザイナーとなって、人々の生活に満足感を与えてくれます。だけど日常生活には役立たないとの判断で、喫煙具のデザインは請け負わなかった世界的に著名なデザイナーがいます。「喫煙具は生活には役立たないもの」と決めていたそうです。(※2)きっちりとした信念を貫いている、毅然たる証明ですね。

この決心は「たばこを吸うことは世の中に不要な事。喫煙に割く時間は世のため自分のためにならない。」と解釈するのは私だけでしょうか?

【出典】
(※1)健検テキスト増補改訂版 喫煙は、最大の死亡要因
(※2)2021年12月27日 読売新聞 時代の証言者

[文:健康わくわくサイト]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

株式会社SOily 代表取締役 岡本 頼幸

幼少時代から生命の不思議に取り付かれてきました。
生体の分化発生の不思議を研究 〜 免疫検査を通しての患者様への想い 〜 医療・健康機器のユーザー様から頂いた奉仕の心・・・。
これらのことから医療・健康の大切さを、長年にわたって実感して参りました。
今、予防医療というポピュレーションストラテジーが重要になっています。
更に「競技スポーツ」に「健康スポーツ」という親しみ易い概念も取り入れようとしています。
みなさまが人生の目的を達成するために大切な、「健康」についてのトレヴィアをお届けしたいと思っています。
みなさまの目となり耳となりそして足となって得た豆知識を、私の経験を交えてできるだけ分かり易くお伝えできれば幸いです。

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