【大阪メシ】オムライスの人気店『ディアブロ』で人気の謎メニュー「角煮ール=ヤング」とは?

2023年10月17日(火)10時49分 食楽web


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 美味しいグルメに加えて、目立つ看板の多い大阪のなんばの道頓堀エリア。そんな難波を歩いていると、多くの看板に負けないくらい目を引く「角煮ール=ヤング」という文字列を発見。

 ニール・ヤングという人名と角煮の合成語っぽいのはわかるのですが、そもそも「ニール・ヤングって誰?」状態、気になりすぎたので実際に食べてみました。


難波に出現する謎の角煮ール=ヤングの文字

 今回ご紹介するお店は、グリコや、かに道楽の大きな看板で有名な道頓堀すぐ近くの『DEARBROS.(ディアブロ)』という、アメリカンなバーであり商店街に面したほぼ屋台というテイストのお店。こちらは関大前という学生街に本店のある有名店です。

 こちらの看板メニューが、謎の「角煮ール=ヤング」。メニューの写真を見る限り、オムライスの上の角煮がドーンと乗った豪快なメニューの様子。サイズはSから始まってM、L、キング、ジョーカーとかなりボリュームがありそうな予感なので、真ん中のLサイズを注文しました。

 ニール・ヤングとは、アメリカで活躍し殿堂入りもしているフォークロックシンガーのこと。農業従事者を支援する活動などをしていてHarvest(ハーベスト/収穫)という曲が有名で、あまり詳しくない筆者でもギリギリ曲名は知っていました。

「角煮ール=ヤング」は濃厚テリヤキソースの角煮オムライス?


「角煮ール=ヤング」1280円

「角煮ール=ヤング」の目玉は、ドーンと乗った1本肉の豚バラの角煮。その下はトロトロ玉子のオムライスとなっていますが、まずは角煮から食べてみましょう。角煮はスプーンで軽くふれてもホロホロと崩れる柔らかさながら、ガシッとした食感も両立して残っているタイプ。

 圧倒的なボリューム感はニール・ヤングの曲名である収穫に負けない豊作っぷりの旨味たっぷりの角煮となっています。


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 オムライスはケチャップソースではなく、豚の角煮の煮汁や鶏の照り焼きのようないわゆる醤油ベースの甘辛のてりやきソースがかかっており、ダシの風味にプラスして、想像よりもかなり甘みが特濃。マヨネーズも掛かっていて、かなりジャンキー。なるほど確かにこれは学生街のジャンク志向な味付け!

お酒にもバッチリ合う!


「サルサ唐揚げ」600円、「ハイボール」500円

 とっくの昔に学生時代を終え、いい大人になっている筆者としては、大人のスタイルで迎え撃つべくハイボールを追加で注文。お酒を注文したので唐揚げなどもオーダーしてみたいと思います。唐揚げはバリエーションがたくさんある中、サルサ唐揚げをチョイス!

 まず、ハイボールを一口飲むと、それまでの甘辛ソースの濃厚さにピッタリ。さらに唐揚げを食べてみると、チリペッパーな辛さと爽やかさは角煮の濃さと対照的で、もちろんハイボールとの相性もバッチリ!

 ハイボールで唐揚げをスッキリ味わったところに、照り焼きソースのオムライスをガツンを食べると、今度は濃い味がベストマッチ。角煮をつまみながらお酒が飲めるという悪魔的な組み合わせです。

調査結果

 単品でも美味しい「角煮ール=ヤング」ですが、お酒を飲むことでさらに真価を発揮するメニューだと思います。こういう時に軽くキューッと飲めるのは大人の特権ですね。

 つまみと酒とその後の締めの炭水化物という酒飲みの黄金パターンを繰り返しているうち、ボリューミーだった「角煮ール=ヤング」も完食。満腹感と満足感でお腹が満たされました。

 屋台風の店構えで、難波の街を歩く多くの人を眺めながら食べるので、体験としてもなかなか面白いお店。平日のお昼過ぎにお邪魔しましたが、多くの人が立ち止まって利用していました。

(撮影・文◎けいたろう)

●SHOP INFO

DEARBROS. 千日前店(ディアブロ)

住:大阪府大阪市中央区千日前1-8-16 モリガキビル1F
TEL:06-6755-8260
営:11:00〜27:00
休:なし

●著者プロフィール

けいたろう
旅するグルメライター。大阪と京都をむすぶ京阪電車の沿線在住で、複数の旅行情報サイトにて旅とグルメのガイド記事を執筆。気になるグルメ情報があるとB級グルメも高級店も穴場のお店も有名行列店でも、とにかく幅広く取材!食楽webでは関西グルメ情報を中心に紹介しています。

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