旅先から少女の幽霊が憑いてきた!? 不気味な少女の霊が写り込む

2023年10月20日(金)20時0分 tocana


 曰く付きの場所に行ったら、そこに住み着いていた霊までお持ち帰りしてしまった、という話は怪談ではありがちな話だ。だが海外にて、結婚式を上げた先にいた幽霊をどうやら自宅までお持ち帰りしてしまった夫婦が現れて話題になっている。


 13日にイギリスBBC TWOで放送されたポッドキャスト「Uncanny」にて、イギリスはサリー州ホーリーに住むカーリーさんという女性が出演。新婚旅行以来彼女を悩ませている「少女の霊」について語った。


 彼女は夫のサイモンさんと、2016年にフランスの人里離れたブドウ園で結婚式を挙げることにした。滞在期間は一週間だったが、やがて奇妙なことが起きるようになったという。最初に異変に気づいたのは子供たちだった。カーリーは子供たちが滞在していた家に駆け込んできて、「小さな女の子を見た」と言ってきたのだ。その少女は「茶色の長い髪」で「ピンクのカーディガン」を着ていたという。


 カーリーさんは子供たちの作り話だと思ったが、最終日の夜、夕食のために全員が台所に集まったときのこと。ベビーモニターからまるで「心臓が張り裂けそうなほど大きな悲鳴」が聞こえた。慌てて2階に上がり、ベビーモニターが設置してある部に入ったところ、なんとすべての引き出しや棚、窓が全開になっていたという。なお、カーリーさんは1時間ほど前に全てきちんと閉まっていたことを確認していたという。


 しかし、異変はイギリスの自宅にまで着いてきた。帰宅して数日後のある夜、カーリーさんが目を覚ますと部屋の隅に人影が浮かんでいた。その人影はフランスで子供たちが見たという「茶色の長い髪にピンクのカーディガンを着た少女」だったのである。


 その後、少女は頻繁に姿を現すようになり、家中の引き出しが勝手に開くようになった。あまりに頻繁に異変が起きるので、彼女たちはその少女に「ニコル」という名前をつけたほどだった。


 やがて幽霊少女のニコルはカーリーさん一家以外の人の前にも姿を現すようになった。家の増築工事をしていた建築業者から、キッチンから「バーン」という大きな音が聞こえたという報告があった。彼らが調査に行くと、カーリーさん家族が外出して誰もいなかったにもかかわらず、部屋はおもちゃ箱をひっくり返したようにぐちゃぐちゃになっており、椅子の上には埃まみれの子供の足跡が2つ残されていた。なお、カーリーさんは証拠としてこの足跡をスマートフォンで撮影している。
ニコルの姿は通りの向かいに住む近所の人たちも目撃している。カーリーさんの向かいに住むエリーさんは次のように証言している。


「窓から外を見ると、サイモンさんが車道にいました。その時、彼の隣に黒っぽい髪の小さな女の子が立っていたのを覚えています。彼女はただそこに立っていただけでしたが、一瞬目を離して振り返ると、その少女は消えていました」


 エリーさんによると、その少女は「赤ピンクっぽいジャケットかカーディガン」を着ていたように見えたという。


 今のところ、ニコルについては目撃証言しかないが、彼女が自分の存在をアピールするためか、「撮った覚えのない写真」としてスマートフォンに現れたとカーリーさんは語る。問題の画像がこちら。逆光で黒髪を振り乱したシルエットに、金色に輝く目が捉えられている不気味なものだ。この写真はカーリーさんのスマートフォンのカメラで撮られたもののようだが、画像データから確認できた撮影されたと思われる時間帯には誰も家にいなかった。しかもカーリーさん本人にも心当たりがなく、彼女がこの写真を見つけたのは画像データの撮影日時から数週間後のことだったそう。まるでニコルが自分の姿を見つけてほしくて、カメラに自らの姿を残したように思える。


 カーリーさんの周辺では今もニコルによる霊現象が起きているらしい。フランスから憑いてきた?幽霊少女は何を訴えたいのだろうか。


参考:「Daily Star」


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


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