【宇宙人】チリで捕獲されたエイリアンか!?「コンセプシオン・ クリーチャー」

2023年11月15日(水)16時0分 tocana

 人間とエイリアンが接触した事件は、世界各地で報告がなされている。その中でも、 エイリアンが人間に保護されてしばらくの間生存していたというきわめて貴重な例もあるのだ。最もよく知られているのは、1996年にロシアのチェリアビンスクの森の中で、老婆に保護された24〜25センチメートルほどの小さな生物「アレシェンカ」であろう。この謎の生物は、老婆によって自宅に運ばれてしばらくは食物を与えられて生存していたものの、老婆の入院後に取り残されそのまま餓死してしまったという。 数日後に発見された死体は完全にミイラ化しており、その後行方知らずとなってしまったというのである。


 実は、これと似たような例が南米チリでも起こっていたのだ。2002年、現場はチリ南部コンセプシオンという地方都市にある自然保護区郊 外の公園でのこと。家族でその公園を訪れていたフリオ・ カレーニョという10代の少年が、非常に小さい不思議な生物を発見したのだ。その生物は、わずか7.2センチメートルという体長であり、2本の腕、2本の足を持つ人型ではあったが、頭が大きく、 指が異様に長かったという。
 フリオ少年は、公園の茂みの中に横たわり弱々しく鳴いて(泣いて?)いるその生物を発見し、 まだ生きていることを確認したことで紙にくるんで家へ持ち帰ったというのである。その後、時折目を開ける様子も見られ、 口からかすかな音を立てて手足もかすかに動いていたというのだが、与えようとした食べ物は一切口にしようとしなかったというのであ る。6日目になると、体温はまだ温かかったもののほとんど動く気配がなくなり、7日目に確認した際にはシワシワに乾いて既にミイラ化していたと いうのである。この生物は、発見地の名前から「コンセプシオン・ クリーチャー」と呼ばれ、 宇宙人をしばらく保護していた稀有な例として知られるようになっ た。


 冒頭のロシアの例とこのチリの例には、発見されてから保護の経過そして早い段階でミイラ化していたというように共通する部分が非常に多い。一説には、遺棄された人間の奇形児であったのではないか、ヤマネコの胎児だったのではないか、とも考えられているが、ロシアのケースでは医師による解剖や研究者によるDNA鑑定も行われており、その結果が判別不能な生命体であったことから、エイリアンもしくはその赤ん坊はたまた小人ではないのかといった説も根強い。
 チリを含め南米では、エイリアンやそのミイラとも言われるものの目撃が非常に多い。 2003年にチリのアタカマ砂漠のゴーストタウンで発見された15センチメートルほどの謎のミイラが、近年になりヒトのものであるということが判明したことで話題となった。「アタ」と呼ばれたこのミイラは、 アレシェンカやコンセプシオン・ クリーチャーの形状と非常に酷似しており、 何らかの関係があるようにも思える。アタは遺伝子の変異による病気でこのような骨格になったと考えら れているが、 どのような変異であったかについてはまだ未解明な部分が多いとい 。同じチリという地で、それも近い時期に発見されたコンセプシオン・クリーチャーも、遺伝子異常によって異様な骨格に形成されたヒトであったのだろうか。謎は深まるばかりだ。


【参考記事・文献】
・山口敏太郎『本当にいる「宇宙人」完全ファイル』
・Misteri Penemuan Jasad Makhluk Aneh yang Diduga Alien di Chili
・Tiny Humanoid Creature Ditemukan di Chile
・「エイリアンのミイラ」ついに正体が判明、チリ


【文 黒蠍けいすけ】


【本記事は「ミステリーニュースステーション・ATLAS(アトラス)」からの提供です】


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