都会で働いたほうが、収入は上がるけど... 「歩合給」の配達員が田舎で働き続ける理由があったかい
2023年11月28日(火)18時0分 Jタウンネット
「1日の荷物がたった30個の田舎で、配達員が働く理由」
2023年11月19日、元宅配ドライバーという経歴を持つ漫画家が、そんなつぶやきと共に1作の漫画をX(ツイッター)上に投稿した。
山間部での配達を行うフォロワーから寄せられた体験談をもとに描いたものだという。
曲がりくねった山道にトラックを走らせ、配達を行うドライバー。
この日の荷物は30個。都会であれば1〜2時間で配り終わってしまう数だという。
しかし、ここは田舎の山間部。たった30個でも、1軒ずつ配達していると......。
都会と比べて良いことも
山間部は1軒1軒の距離もあるため、全て配達が終わる頃には、日が暮れているのだ。
そして、給与は歩合給で配達した荷物の数によって決まる。
たくさんの荷物を配達できないので、都会で働いたほうが、収入は上がるのかもしれない。
それでも、田舎ならではのインセンティブもある。
例えば、あるお宅に荷物を届けに行くと......。
「いつも悪いねぇ〜、うちで採れた野菜持ってってな!」
家で採れたたくさんの野菜を分けてくれたのだ。田舎だからこその嬉しい特典である。
田舎ならではの良さを感じるエピソードに、X上ではこんな声が寄せられている。
「ハッピーなインセンティブ」
「次の配達先12キロ先とかあるあるだし、荷物他エリアに比べて少なめなのもあるある」
「涙が出るような、漫画!全国の宅配ドライバーの皆さん、頑張って下さい」