ネギもトロも関係ない! 「ネギトロ」の意外な由来とは

2019年12月15日(日)6時0分 Jタウンネット

[となりのテレ金ちゃん−テレビ金沢]2019年12月4日放送の「仰天コロンブス」のコーナーで、「ネギトロ」の由来について調べていました。


「そんなのトロにネギがトッピングされてるからだよ」と思うかもしれませんが、実は驚きの事実があったのです。


トロは使っていない?


脂がのったトロと、シャキっとしたネギがおいしいネギトロ。実は、そのネギトロの語源はネギとトロだからではないのです。


金沢市中央卸売市場で尋ねてみると、ネギトロはネギとトロではないことが、周知の事実として知られていました。


ネギトロに使われている部位は、大トロでも中トロでも赤身でもなく、中落ちと言われる骨についた身、皮境の身なのです。


この中落ちや皮境をねぎ取ることから、「ネギトロ」と呼ばれるようになったと言われています。


ねぎ取るとは、そぎ取るの意。土を掘ることを建築用語で根切りと言い、これが語源になっているようです。


そして、ネギは、お寿司屋さんがまかないで、ねぎ取った身(ネギトロ)に偶然薬味としてネギを入れたら美味しかったことから始まったようです。


確かに、ネギが乗っていなくても「ネギトロ」と言いますよね。


ネギは偶然の出会い、そして、ネギトロは、身をそぎ取る「ねぎ取る」だったとは。すぐに誰かに披露したい知識ですね。


(ライター:りえ160)

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