【大学受験2019】河合塾、国公立大学の受験料・初年度学費一覧を掲載
2018年12月20日(木)13時45分 リセマム
国立大学の授業料と入学金は、文部科学省が標準額を定めており、授業料(年額)は2005年度から53万5,800円、入学金は2002年度から28万2,000円を維持。各国立大学は標準額を踏まえつつ、一定の範囲内(20%以内)でそれぞれ定めることができる。
河合塾の受験料・初年度学費一覧では、各大学の受験料、入学金、授業料(1年分)、施設・実習・諸会費などを掲載。一覧によると、受験料は1万7,000円、入学金は28万2,000円、授業料は53万5,800円が主流で、標準額と同額に設定している大学が多い。そのほかに備考欄にて、ノートパソコンが別途必要などと補足されている大学もある。
東京大学や京都大学は、受験料1万7,000円、入学金28万2,000円、授業料53万5,800円と設定。2019年度以降の授業料値上げを公表している東京藝術大学は、美術学部と音楽学部いずれも受験料2万400円、入学金33万8,400円、授業料64万2,960円となっている。そのほか、小樽商科大学(商学部)などは昼間と夜間主で金額が異なり、夜間主の場合は受験料1万円、入学金14万1,000円、授業料(1年分)26万7,900円と設定している。
公立大学は国立大学とほぼ同じ金額が設定されているが、入学金が県内者と県外者で異なることが多い。国際教養大学(AIU)の入学金は、秋田県内の者が28万2,000円、それ以外が42万3,000円。首都大学東京は、東京都内の者が14万1,000円、それ以外が28万2,000円。横浜市立大学のように市内外で入学金が異なる大学もある。
なお、一覧の金額は概数で、たとえば「2万〜3万円」の場合は「2万円」、「約5万円」の場合は「5万円」と記載。また、大学により前年度入学者実績の場合があり、金額は改定されて変更となる場合があるという。
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