千葉土産の新定番となるか!? ピーナッツを超えた落花生の新品種「Qなっつ」とは?

2019年12月28日(土)10時50分 食楽web


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 ピーナッツならぬ「Qなっつ(キューナッツ)」をご存知でしょうか。2018年より販売スタートし、瞬く間に注目を浴びている落花生の新品種です。

 勘のいい人ならピンとくるであろう名前の由来は、ピーナッツを越えるおいしさということで、アルファベットのPの次のQをもじって命名されたもの。ユニークなネーミングも話題の落花生ですが、気になるそのお味とは?

「Qなっつ」が都内でも購入できるという東京・秋葉原の「アキハバラ 房の駅」で、駅長・太田秀人さんにお話を伺いました。

話題の新品種「Qなっつ」の特徴とは?

「房の駅」は千葉県の特産品やお土産を扱うお店。店舗展開は千葉県内が中心で、都内唯一の店舗である「アキハバラ 房の駅」は、JR秋葉原駅高架下の商業施設「CHABARA」の一角にあります。

 店内には千葉の名産を使ったお菓子や調味料、加工品など、選りすぐりの商品がざっと350品ほど。なかでもひときわ存在感を放つ落花生コーナーを発見! さすがは落花生の名産地。話題の「Qなっつ」も山積みになっていました。

「品種改良を重ねて昨年誕生した“Qなっつ”は、今までの落花生に比べるとより大粒でさっぱりとした甘みが特徴です。さやの色づきは薄いピンク色で、綺麗な粒が目立ちます。殻付き落花生を食べ慣れていないと殻の黒い斑点が気になるかもしれませんが、これは落花生特有のもの。“Qなっつ”はさやが整っているので贈答用にもおすすめです。“Qなっつ”の登場前は最高品種“千葉半立(はんだち)”が千葉県産のブランド落花生として知られていましたが、正直どちらも甲乙つけがたい美味しさです」と、太田さん(以下同)。


半立種は歴史も古く、他の品種と比べて収穫量が少ないため、県内でも貴重とされているんだとか

「カリッとした歯ごたえと、口に広がる香りとコク。そして、噛むほどに溢れ出す甘みがあとを引きます。“Qなっつ”の甘みはすぅ〜っと引いていきますが、“千葉半立”は濃厚な甘みが口に残るのが特徴。食べ比べることでそれぞれの美味しさが実感できると思いますよ」

 殻付き落花生の新豆が店頭に並び始めるのは10月末前後。その年の天候や収穫量によって異なりますが、事前に入荷状況や在庫の確認をした方が安心です。

ほかにもいろんな落花生が楽しめる!

 新豆が入荷するこの時期は殻付き落花生を求める人が多いようですが、ほかにもピーナツペーストをはじめ、和菓子、洋菓子、せんべいなど、落花生商品が充実。


通常の落花生サイズの約2倍の大きさが特徴の「おおまさり」の殻付きゆで落花生。絶妙な塩加減としっとり食感は一度食べたらやみつきの美味しさ

 さらに、ポップなディスプレイが目を引く「Enjoy Peanuts」も人気です。「Enjoy Peanuts」は、県産の落花生にバラエティ豊かなフレーバーをコーティングしたサクサク食感のカラフルな豆菓子。

 味は全20種で、専用カップに好きなフレーバーを好きなだけ詰められる「詰め放題」も好評。


袋タイプはプチギフトにぴったり

 また、味の「ミックス」や「変化」が楽しめるのも「Enjoy Peanuts」の魅力。たとえば、バナナ味×ショコラ味ならチョコバナナ、いちご味×ホワイトショコラ味ならいちごミルク、コーヒー味×レアチーズケーキ味でティラミス味と、味を想像しながら選ぶのも楽しそうです。

 落花生は“たくさん実がなる”ことから縁起物として贈答向けにも最適ですが、年末年始の帰省みやげやお年賀にも◎。個人的にはこたつでみかんよろしく、落花生を食べながら過ごすお正月も、たまにはいいんじゃないかと思うのでした。

(取材・文◎笹森ゆうみ)

●DATA

「アキハバラ 房の駅」

住:東京都千代田区神田練塀町8-2 CHABARA内
TEL:03-3258-0051
営:11:00〜20:00
http://fusanoeki.fusa.co.jp

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