石川・能登で3日ぶりの震度5強 今後も強い揺れへの警戒を

2024年1月6日(土)10時15分 ウェザーニュース

2024/01/06 10:12 ウェザーニュース

今日6日(土)の早朝、石川県能登地方を震源とするマグニチュード5.4の地震が発生しました。この地震で石川県穴水町で震度5強を観測。一連の活動で震度5強以上を観測するのは3日ぶりです。

震度1以上の地震は1000回超

今朝5時26分に発生した地震の震源は能登半島の北西部と解析されています。震源に近い穴水町で震度5強、七尾市で震度5弱の強い揺れとなりました。震度5強以上の揺れを観測するのは3日(水)以来3日ぶりです。
1日(月)に発生した最大震度7の地震以降、震度1以上の有感地震の回数は1000回を超えました。
3日(水)頃から地震の回数そのものは減少しているものの、マグニチュード4〜5程度の地震は散発的に起きていて、依然として活動は活発な状況です。今朝のように震源が陸域の場合は、震度5弱〜5強の揺れを伴うことになります。

2週間以上後にM5超の地震が起きた事例も

過去の事例でも、マグニチュード5を超えるような地震は本震からしばらく経過してからも起きているケースがほとんどです。
2016年の熊本地震(M7.3)では5日後に2回発生し、余震回数が非常に多かった2004年の新潟県中越地震(M6.8)のときは18日後、1948年の福井地震(M7.1)では12日後に発生しています。
余震の発生状況は地震ごとに違うため一概には言えないものの、今回はマグニチュード7.6と前述の事例より規模が大きいこともあり、活動が長期間に及んでもおかしくありません。まだしばらくは強い揺れに対する警戒が必要と考えられます。

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