愛知で太陽柱(サンピラー)が出現 日の出後に天に向けた光の帯
2021年3月25日(木)7時30分 ウェザーニュース
2021/03/25 07:23 ウェザーニュース
愛知県岩倉市より(25日(木)6時頃撮影)
今日25日(木)朝は全国的に雲が多く、日差しは東日本など一部の地域に限られています。
そんな中、愛知県内では日の出後に天に向かって伸びるような光の帯が見られました。これは、太陽柱(サンピラー)と呼ばれる現象です。
太陽柱(サンピラー)とは?
サンピラーの仕組み
サンピラーは日の出や日の入りの時、太陽から垂直に炎のような光芒が見られる現象です。光の柱のように見えることから「太陽柱」とも呼ばれます。
空気中に浮かぶ六角形の板状の氷の結晶に太陽の光が反射することで見られますが、氷の結晶の向きが揃っている事が条件になります。
そのため、空気がよく冷えていて、上空の風が弱い時に空気中の氷の結晶が豊富で向きも揃いやすく、サンピラーが見られることがあります。
今朝の愛知県内はさほど冷え込んでいませんが、風が穏やかな状態だったこともあり、太陽柱が見られたようです。
25日(木)中部地方の3時間ごとの天気
今日25日(木)は日差しはあっても雲が多く、にわか雨の可能性があります。日差しは乏しい割には過ごしやすい体感となりそうです。花粉も多く飛ぶため、花粉症の方は対策を万全にしてお過ごしください。
参考資料など
写真:ウェザーリポート(ウェザーニュースアプリからの投稿)