知事公舎で倒れ搬送、和歌山県の岸本周平知事が敗血症性ショックのため死去…68歳

2025年4月15日(火)11時40分 読売新聞

和歌山県の岸本知事(2024年12月)

 和歌山県の岸本周平(きしもと・しゅうへい)知事が15日、敗血症性ショックのため、和歌山市内の医療機関で死去した。68歳だった。告別式の日程は未定。

 県によると、14日午前10時15分頃、岸本氏と連絡がつかなかったため、秘書らが同市内の知事公舎を訪問。岸本氏は意識不明の状態で見つかり、救急搬送された。岸本氏は前日の13日、公務で大阪・関西万博の関西パビリオンのオープニングイベントに参加し、みこしを担ぐなどしていた。

 岸本氏は和歌山市出身で、東大法学部卒。財務省国庫課長などを経て、2009年から衆院旧和歌山1区で5回当選。旧民主党政権で経済産業政務官を務めた。5期目途中の22年、知事選に立候補し、自民、立憲民主、国民民主、社民の各党の推薦を受けて初当選した。

 岸本氏の死去に伴い、宮崎泉副知事が15日から職務代理者を務める。公職選挙法の規定では、知事が死亡した場合、5日以内に県選管に通知され、通知の翌日から50日以内に選挙が行われる。

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