脳の働きを活性化させる重要なメモ習慣
2025年4月19日(土)6時0分 ダイヤモンドオンライン
脳の働きを活性化させる重要なメモ習慣
「頭の回転が速くなる」「誰でも脳の機能が向上しそう」「脳の老化防止に使える」「ゲーム感覚で小学生でも楽しめる」「たとえるなら、脳のストレッチ」「集中力や記憶力が伸びた」などの声が届いた、くり返し楽しんで使える『1分間瞬読ドリル』は、何歳からでも6つの力が飛躍的に伸びます。間違ってもOK。1分間で与えられた課題を見ていくだけで、「記憶力」「思考力」「判断力」「読解力」「集中力」「発想力」が抜群にあがります。子どもには、これから必要とされる「考える力」や勉強脳が磨かれ、覚えに不安があるシニアはボケ防止に使える、そして、大人は脳機能を高めていくことができるのです。10歳から100歳まで、誰でも簡単に続けられる『1分間瞬読ドリル』で、脳をよくしていきましょう!
Photo: Adobe Stock
脳のエクササイズになる「メモのとり方」
あなたは、メモをとる習慣がありますか?「メモのとり方」、何気なく選んでいるようでいて、脳の使い方に大きな差があるのです。メモは、ただ忘れないためだけのツールではありません。「思考を整理する」「記憶を深める」「アイデアを引き出す」といった、脳の働きを活性化させる重要な習慣でもあります。
最近は、便利なツールやアプリが増えましたが、メモのとり方によっては脳を使えていない可能性があります。重要なのは「メモをとること」ではなく、「メモをどうとっているか」です。
ただ写すだけのメモは、思考や判断を司る脳の前頭前野をほとんど使えていません。理解も浅く、記憶にも残りにくいでしょう。
では、どんなメモがいいのでしょうか?「自分の言葉でまとめる」ことです。たとえば、聞いたことを要点化して書く、自分なりの見解や質問を書き添える、内容を図解・箇条書きにして整理するなど。
こうしたメモのとり方は、インプットした情報を整理したり、自分の言葉でまとめ直したりして、複数のことを同時に行なうことで、認知機能全体を活性化させるでしょう。つまり、考えながら書くこと自体が、脳のエクササイズになるのです。
1. 要点だけを書く癖をつける
全部写さず、要点を絞ることで選択・判断の力が育ちます。
2.「なぜそう思ったか?」を添える
主観的に捉えることで、記憶の定着率がアップします。
3. あとで見返したときに、自分に質問する
「これは今の自分にどう活かせる?」など、聞いてみましょう。
高齢になっても脳を若く保つ人には、「書く習慣」「考える習慣」「振り返る習慣」が共通しているとも言われます。「何を書いたか」よりも、「書くときにどんな思考を巡らせたか」が、認知症予防において大きなですポイントです。
メモとあわせて取り入れたいのが、『1分間瞬読ドリル』です。毎日たった1分で、記憶力・判断力・思考力・発想力・読解力・集中力を同時に刺激でき、思考する習慣が自然と身につきます。「最近、脳を使っていないかも」と感じたときこそ、少しだけでも意識的に“脳を動かす時間”を取り入れてみませんか。
参考資料:カバンの中身でわかる認知症になりやすい人の特徴
*本記事は、『1分間瞬読ドリル』の著者による書き下ろしです。