日本・フィリピン首脳会談始まる…安保協力の強化を確認見通し

2025年4月29日(火)18時20分 読売新聞

首脳会談前に握手するフィリピンのフェルディナンド・マルコス大統領(右)と石破首相(29日、マニラのマラカニアン宮殿で)=川口正峰撮影

 フィリピンを訪れている石破首相と同国のフェルディナンド・マルコス大統領の会談が29日午後(日本時間同)、首都マニラの大統領府で始まった。

 日本が豪州と並ぶ「準同盟国」に位置づけるフィリピンと安全保障協力を一層強化するため、物品役務相互提供協定(ACSA)の協議入りで合意し、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の早期締結の必要性で一致する見通しだ。米国を含む日米比3か国の連携深化も確認する。中国の海洋進出を念頭に、力による一方的な現状変更を認めない方針を打ち出す。

 トランプ米政権の関税措置を巡っても意見交換し、自由貿易の重要性を確認する方向だ。

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