「クレカ現金化」事件、計208万円貸し付けで利息58万円受け取りか…男4人を「超高金利」容疑で再逮捕

2025年4月30日(水)15時0分 読売新聞

警視庁

 クレジットカードのショッピング枠を使った「現金化商法」による出資法違反事件で、警視庁は30日、別の顧客に違法に現金を貸し付けたとして、住所不定、会社役員福井さとる容疑者(45)ら男4人を同法違反(超高金利)容疑で再逮捕した。

 捜査関係者によると、4人は仲間と共謀して昨年4〜5月、兵庫県内の40歳代男性ら3人に計約208万円を貸し付け、法定の約14・8〜52・2倍の利息計58万円を受け取った疑い。

 「最短最速で現金化」などとうたったウェブサイトで集客し、ほぼ無価値の天然石をカードで高値で購入させた上で、約3割の利息分を引いた代金をキャッシュバック名目で送金して貸し付けていたという。

 4人は同じ手口で別の5人から違法に利息を受け取ったとして、今月10日に同法違反容疑で逮捕されていた。同庁は2017年以降、全国の約1万7000人に計約85億円を貸し付け、計約25億円の利息を違法に得たとみている。

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