100mのお好み焼き、ギネス記録認定…山口・山陽小野田市「ひっくり返すのが難しかった」
2025年5月6日(火)10時59分 読売新聞
ギネス世界記録を目指してお好み焼きを作る参加者たち
山口県山陽小野田市西高泊の田んぼでは、全長約100メートルのお好み焼き作りを目指す企画が行われた。子どもから高齢者まで計約500人が挑戦。100・57メートルの長さに焼き上げ、ギネス世界記録に認定された。
地元有志でつくる実行委員会が2014年から実施。初めは50メートルを成功させ、19年には90メートルを達成したが、これまで同記録には申請していなかった。
田んぼには鉄板が一直線に並べられ、300度に加熱して油が引かれた。参加者はそれぞれの担当区画に地元の野菜などが入った生地を投入して焼き、掛け声に合わせて一斉にヘラでひっくり返した。同記録の認定員は途切れていないことを確認。食べられる状態まで焼けた時点で認定した。
認定後、参加者は出来たてのお好み焼きを味わった。同市立高千帆中の生徒(15)は「生地をひっくり返すのが難しかった。ギネス記録になってうれしい」とおいしそうに頬ばっていた。
鉄板の近くでは定期的に水をまくなど雑草火災の防止策が取られた。