京都・鴨川の納涼床、観光客増加でロングラン

2025年5月7日(水)11時35分 読売新聞

大勢の人が納涼床で涼を感じていた(京都府下京区で)

 京都市の鴨川沿いで、初夏の風物詩「納涼床」が行われ、観光客らでにぎわっている。10月15日まで。

 納涼床は鴨川右岸の二条大橋から五条大橋までの約2キロに設置される高床式の席。京都鴨川納涼床協同組合によると、納涼床の始まりは江戸時代とされ、今年は約80店が営業する。

 下京区の「ルアン鮒鶴ふなつる京都鴨川リゾート」では、ゴールデンウィーク期間中はほぼ満席だったという。東京都から家族で訪れた会社員女性(36)は「見晴らしも良く、京都らしい雰囲気で最高」と喜んでいた。

 大阪・関西万博の開催などによる観光客の京都来訪の増加を見込み、納涼床は昨年より半月期間を延長した。組合の田中博理事長は「400年以上続く京都の情緒を床で味わってほしい」と呼びかけていた。

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