愛子さま、能登・志賀町で社会福祉協議会の職員らと懇談し「温かい支援」継続願う
2025年5月19日(月)21時57分 読売新聞
志賀町役場に到着し、集まった人たちに手を振られる愛子さま(19日午前9時41分、石川県志賀町で)=代表撮影
能登半島地震からの復興状況視察のため石川県を訪れた天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは19日、震度7の揺れを観測した志賀町を訪問された。
道の駅「とぎ海街道」では、営業する仮設スーパーで刺し身や総菜などを見て回り、経営者に「どのようなところに配慮して営業されていますか」と質問された。仮設の飲食店などにも足を運び、「大変なこともあると思いますが、体に気をつけてお過ごしください」と伝えられた。
その後、高齢者らの見守りやボランティアの活動拠点となっている施設も訪れ、社会福祉協議会の職員らと懇談された。被災者の状況に応じて支援メニューが広がっていると聞き、「温かい支援が続くとよいですね」と述べられた。
稲岡健太郎町長によると、愛子さまは「今後も、町の復旧や復興を見守りたい」と話されていたという。同日夜、帰京された。