いつの間にか「感じのいい人」になる超簡単な“たった1つの習慣”とは?

2025年5月23日(金)7時0分 ダイヤモンドオンライン

いつの間にか「感じのいい人」になる超簡単な“たった1つの習慣”とは?

写真はイメージです Photo:PIXTA

時代とともに町の風景は変わっていくもので、そこに暮らす人も変わりゆく町への適応を多かれ少なかれ余儀なくされる。現在では廃れつつも残存する「町内会」のについて考えてみたい。(フリーライター 武藤弘樹)

1万円の町内会費を自分にどう納得させるか

 東京から高速で1時間、千葉のちょっと奥の方の田舎に5年暮らし、このたびホームタウンの港区に戻って参った。住民票こそ港区民になったが魂は結構千葉の片田舎に染まっていて、移住前ほど都会をむやみに美化しない価値観が私にとって自然となっている。

 さて、転居前のそこでは町内会に入っていた。町会費が年1万円で、年に2回ある地域清掃を欠席した場合1回につき2000円という実質の罰金刑が課されていた。だいぶみっちりお金を搾り取る構えの町会だが、それも町内を数百メートルにわたって貫くメインの道が私道でそのメンテにいろいろと入り用だ……という話を聞かされた。

 高い会費のほかは、中〜大規模の一般的な町内会と変わらず、過剰な干渉や要求などなく、いい距離感で機能していたように思う。その町内会がこの数年でだいぶ変わってきていて、縮小の兆しを漂わせ、果てには消滅するのではないかと思われる雲行きだ。

 これはある平凡な令和の町内会の話だが、似た状況に陥っている町内会は全国に数多あるはずなので、そこそこの普遍性を見出してもらって差し支えないはずである。

 引越した当初は、正直町会費が覚悟していたより断然高かったので入るのを躊躇し、憤りすら覚えた。加入は任意とはいえ日本の慣例的にほぼ必須である。だが憤慨をおして入ることにしたのは1歳の子どもがいたからで、「都会もんが!」と敵対視されるよりは、コストを払ってでも一家で歓迎してもらおうと考えたからであった。


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