台風7号九州北部に最接近 夜にかけて暴風雨警戒

2018年7月3日(火)16時40分 ウェザーニュース


2018/07/03 18:05 ウェザーニュース

7月3日(火)15時現在、台風7号は暴風域を伴ったまま長崎県の沖合を進み、九州北部に最接近しています。

台風7号 7月3日(火) 15時現在

 存在地域   平戸市の西約80km
 大きさ階級  //
 強さ階級   //
 移動     北北東 30 km/h
 中心気圧   965 hPa
 最大風速   30 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 45 m/s
台風の中心近くでは暴風が吹き荒れ、上五島空港(頭ヶ島)で42.2m/s、大村で36.0m/sの最大瞬間風速を観測しました。

九州、四国で激しい雨

活発な雨雲は台風の中心だけでなく、九州、四国の太平洋側にも広がり、激しい雨を降らせています。14時29分までの1時間に徳島県那賀町の木頭で、7月としては1位となる83.5mmを観測し、24時間雨量は322.5mmを観測しました。
また、ウェザーニューズの解析雨量では宮崎県と大分県の県境付近で500mmに達したと見られます。
6月28日以降の一連の大雨による総雨量は鳥形山で552.5mm、宮崎県西米良で423.0mmに達しています。

さらなる大雨に警戒

台風の中心は今夜から明日4日(水)の朝にかけて対馬海峡を通過し、日本海に達する見込みです。5日(木)は温帯低気圧に変わって北日本に近づきます。
台風に向かって吹き込む湿った風の影響で九州南部は夕方頃にかけて。高知県や徳島県など四国の太平洋側は明日4日(水)だけでなく、その後も強い雨の降りやすい状況が続きそうです。大規模な災害の恐れもあるため、厳重な警戒が必要です。


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