14日 局地的に大雨 滝のような「非常に激しい雨」も 土砂災害や道路冠水のおそれ

2021年7月14日(水)7時36分 tenki.jp

きょう14日(水)も九州から関東を中心に大気の状態が不安定。午後は滝のような「非常に激しい雨」の降る所も。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に警戒を。

午後は非常に激しい雨も

きょう14日(水)も全国的に大気の状態が不安定で、局地的に大雨となりそうです。上空には寒気(上空6000メートル付近でー6度以下、平年よりも冷たい空気)が流れ込み、一方で地上は気温が上がるため、雨雲が発達しやすい状況が続くでしょう。午前7時の衛星画像では、発達した雲がかかっているのは東海の沿岸部だけですが、午後はあちらこちらで雨雲が湧きそうです。
沖縄や九州から近畿、北陸は午前を中心に日差しがありますが、東海や関東は雨が降りやすいでしょう。東北や北海道も所々でにわか雨がありそうです。午後は晴れている所でも天気の急変に注意が必要です。
九州から関東では、局地的にはバケツをひっくり返したような「激しい雨」や滝のような「非常に激しい雨」が降るでしょう。同じような場所で雨雲がかかり続けた場合は、1時間に80ミリ以上の猛烈な雨が降るおそれもあります。これまでの大雨で地盤が緩んでいる所では、少しの雨でも土砂災害に警戒が必要です。

予想降水量

【予想降水量(多い所)】あす15日(木)午前6時まで
九州北部、中国地方、近畿、東海、関東甲信 100ミリ
雨の降る時間は短いですが、アッという間に道路が川のようになったりと、周りの状況が一変することも考えられます。土砂災害やアンダーパスなどの低い土地の浸水、川の増水・氾濫に警戒して下さい。

厳しい暑さ続く

最高気温はきのうと同じくらいで、30度前後まで上がる所が多いでしょう。
沖縄や九州から東海、北陸は最高気温30度以上の真夏日の所が多く、体にこたえる暑さが続きそうです。札幌も真夏日になるでしょう。きのうに比べて、暑さが和らぐのは関東甲信や東北の太平洋側です。それでも関東は28度前後まで上がり、ムシムシと感じられるでしょう。
全国的に湿度が高く、熱中症のリスクが高まります。喉が渇く前に水分をとり、適切に冷房も使いましょう。また屋外で作業をされる際は、いつも以上にこまめに休憩をとるようにして下さい。

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