台風6号 沖縄は6日まで大荒れ 来週は西日本に接近 大雨や荒天の恐れ 2週間天気

2023年8月4日(金)11時51分 tenki.jp

大型で強い台風6号は東よりに進み、沖縄地方や奄美地方は再び暴風域に入るでしょう。6日(日)にかけて猛烈な風が吹く見込みです。台風6号は、来週は西日本に接近する恐れがあり、警戒が必要です。

台風6号 Uターンで沖縄や奄美は猛烈な風

大型で強い台風6号は今後、東よりに進路を変え、Uターンするため、5日(土)から6日(日)にかけて沖縄地方や奄美地方にかなり接近する見込みです。
沖縄地方は早い所ではまもなく、奄美地方では5日(土)に再び風速25メートル以上の暴風域に入るでしょう。5日(土)から6日(日)にかけては飛来物によって負傷したり、走行中のトラックが横転したりする恐れもある猛烈な風が吹く見込みです。暴風の期間は、不要不急の外出を控え、屋内では窓から離れるなど暴風に厳重に警戒してください。停電が発生する可能性もありますので、懐中電灯を用意するなど備えておくと良いでしょう。海上では猛烈にしけますので、海岸付近には近づかないでください。
台風本体や周辺の発達した雨雲により、沖縄地方や奄美地方では雷を伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、大雨となる所があるでしょう。土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。
また、台風の影響と大潮の時期が重なるため、沖縄地方や奄美地方では潮位が高くなる所があるでしょう。高潮や高潮と重なり合った波浪による浸水に厳重に警戒してください。

来週は西日本に接近の恐れ

台風6号が予報円の中心を進むと、強い勢力で7日(月)は九州の南に、8日(火)から9日(水)は四国沖を北上するでしょう。西日本に接近する恐れがあります。その後の進路はまだ不確実性がありますが、海外や日本の予測モデルでは西日本を縦断する予想のものが多くあります。
西日本では台風周辺の湿った空気や台風本体の雨雲がかかり、7日(月)から10日(木)頃にかけて大雨となる恐れがあります。風も次第に強まり、台風の進路次第では暴風となり、大荒れの天気となる可能性もあります。海上は大しけとなりますので、海岸付近には近づかないでください。また、東日本でも湿った空気が流れ込み、雨量が多くなる恐れがあります。
台風の進路予想はまだ幅があり、台風の進路次第では影響や荒天の期間が変わる可能性がありますので、最新の台風情報にご注意ください。

お盆休み期間の天気は?

12日(土)以降は九州から近畿はおおむね晴れて、強い日差しが照り付けるでしょう。東海から北海道は雲が広がりやすく、雨の降る日も度々ありそうです。沖縄は晴れる日が多いでしょう。
この先2週間の最高気温は平年並みか高い見込みです。湿度が高く、蒸し暑いでしょう。お盆休み期間でお出かけされる方も多いかと思いますが、こまめな水分補給を心がけるなど、熱中症対策をなさってください。

台風の暴風 家の中で いるべき所は

台風は、中心が近づくにつれて暴風をもたらし、さらに台風のスピードが遅いと、暴風が長い時間続く場合があります。また、台風の中心から離れていても、大気の状態が不安定になり、竜巻などの突風が吹くこともあります。暴風や突風によって、建物に様々な物が飛んでくることもありますので、室内でも十分な注意が必要です。
具体的には、台風が近づいている時には、屋内でもできるだけ窓から離れましょう。なるべく家の中心部に近い所で、窓のない部屋に避難してください。もし窓がある場合は、窓を閉めて、カーテンを引き、雨戸やシャッターがあれば、閉めておきましょう。風が強くなってからの屋外での作業は、暴風によって転倒する恐れがありますので、絶対にやめてください。

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