大阪府でも猛烈な雨 記録的短時間大雨情報
2018年8月24日（金）3時0分 ウェザーニュース
2018/08/24 03:01 ウェザーニュース
台風20号の北上に伴い、激しい雨のを降らせる活発な雨雲の一部が、大阪府内にもかかっています。
24日(金)1時10分までの1時間に大阪府能勢町や箕面市、豊能町付近で100mm〜110mmの雨を解析したため、災害発生の危険性が高まっているとして、気象台は記録的短時間大雨情報を発表しました。
【記録的短時間大雨情報の発表状況】
2時00分までの1時間
能勢町付近で約110mm
箕面市付近で約100mm
豊能町付近で約100mm
土砂災害や河川の増水に警戒
24日(金)朝にかけて活発な雨雲が流れ込み、激しい雨の降る恐れがあります。道路冠水や河川の増水には注意が必要です。
また、これまでの雨で地中の水分量が多くなっているため、広い範囲で土砂災害の危険性が高まっています。極めて危険なエリアなどでは、命に危険が及ぶような土砂災害が発生してもおかしくない状況のため、身を守る行動を心がけてください。
記録的短時間大雨情報とは？
気象庁が数年に一度程度しか発生しないような短時間の大雨を、観測・解析をしたときに発表するものです。その基準は、1時間雨量歴代1位または2位の記録を参考に、概ね府県予報区ごとに決められています。
一般的に、この情報はテレビのテロップで周知されます。この情報が発表された地点は、災害の発生につながるような猛烈な雨が降っていることを意味しています。
地元自治体の発表する避難に関する情報に留意し、早めの避難を心がけてください。
