日本海側は荒れた天気が続く 霰(あられ)や突風のおそれも
2024年11月28日(木)7時40分 ウェザーニュース
2024/11/28 07:36 ウェザーニュース
今日28日(木)の朝は日本海側を中心に雨の所が多く、北陸では一部で霰(あられ)も降っています。荒れた天気が続くため注意が必要です。
瞬間的に20m/s超の強い風も
強い寒気が大陸から日本列島へと拡大しています。九州から北海道にかけて日本海側の広い範囲で雨が降っていて、雨雲の一部は瀬戸内海や近畿にも広がっている状況です。
寒気が強いため大気の状態が不安定で雨雲が発達しやすく、霰(あられ)の降った所もありました。
また、日本海側は風が強まっていて、7時00分までの最大瞬間風速は山形県酒田市・飛島で27.5m/s、石川県金沢市で25.2m/s、長崎県対馬市・鰐浦で24.4m/sを観測しました。長崎県や佐賀県、福岡県、山口県には暴風警報が発表中です。
断続的に雨、風も吹き荒れる
今日は日本海側の広い範囲に加えて太平洋側の一部でも雨が降る見込みです。
九州北部から北海道の日本海側は雨の降っている所が多く、一部に活発な雨雲がかかっています。先日、最大震度5弱の地震があった石川県周辺でも雨の強まる時間帯がある見通しです。
また、東北太平洋側や四国の瀬戸内側でも雨が予想され、関西などにも雨雲が広がる可能性があります。短時間の強雨や落雷、突風、霰に注意をしてください。
風の強い状況も続き、横殴りの雨になる所がありますので、大きめな丈夫な傘やレインコートなどがあると良さそうです。