太平洋側を中心に空気乾燥 この先1週間も太平洋側は晴れて空気カラカラ 火災に注意

2024年12月1日(日)11時32分 tenki.jp

今日12月1日も太平洋側を中心に晴れて、空気が乾燥しています。この先1週間も太平洋側は晴れて空気の乾燥した状態が続く所が多いでしょう。火の取り扱いや感染症に注意。

今日12月1日も太平洋側を中心に空気が乾燥

今日12月1日も太平洋側を中心に晴れて、空気が乾燥しています。11時現在も東北の太平洋側や関東から沖縄の所々に乾燥注意報が発表されています。
このあとも太平洋側を中心に空気が乾燥するでしょう。最小湿度は、盛岡や東京で36%、静岡で38%、高知で37%、那覇で44%の予想です。

この先1週間も空気が乾燥

この先1週間も太平洋側を中心に晴れて、空気の乾燥した状態が続く所が多い見込みです。
火災が増えています。火の取り扱いにいっそうご注意ください。また、29日に厚生労働省が発表したインフルエンザの発生状況によりますと、11月18日から24日までの全国のインフルエンザ定点当たり報告数は2.36で、全国的な流行期に入ってから3週連続で増加しています。感染症にも注意が必要です。

空気が乾燥 火事を防ぐには

空気が乾燥するこの時期は、火災発生のリスクが高まります。火災を防ぐポイントは、以下の通りです。
① たばこの吸い殻は、水で完全に消してから捨てるようにしましょう。吸い殻を灰皿にためず、こまめに捨てることも大切です。寝たばこは、絶対にやめてください。
② ストーブの周りに燃えやすいものを置かないことはもちろん、洗濯物を乾かすためにストーブを使うことは、やめましょう。お出かけの時や就寝の際は、ストーブを消すのを忘れないでください。
③ 台所のコンロの周囲に燃えやすいものを置かないようにし、火が鍋底からはみ出さないようにしましょう。調理中はコンロから離れず、コンロを使用しない時は、ガスの元栓をしめてください。
④ 電化製品のコードからも、発火するおそれがあります。たこ足配線やコードを束ねて使用するのは避け、コードが家具の下敷きになったり、折れ曲がったりしないよう、注意が必要です。ホコリが溜まらないよう、プラグやコンセントは定期的に掃除をして、使っていないプラグは抜いておきましょう。
もしもの火災に備えて、住宅用の火災報知器を設置するのも、おすすめです。また、放火を防ぐため、家の周りに燃えやすい物を置かないようにしてください。

空気が乾燥 インフルエンザに注意

湿度が低くなると、ノドの粘膜の防御機能が低くなるため、インフルエンザにかかりやすくなります。インフルエンザを予防するには、次のようなことを心がけてください。
① 外出時はマスクを着用し、人の多い所への外出を控えましょう。高齢者や慢性疾患を抱えている方、疲れ気味、睡眠不足の方は、特に注意が必要です。
② 外から帰ったら、手洗いやうがいをしましょう。インフルエンザだけでなく、一般的な感染症予防のためにも、おすすめです。
③ 室内では、加湿器などを使って、適度な湿度(50〜60%)を保ちましょう。
④ 栄養バランスの取れた食事と、十分な睡眠をとるよう、心がけましょう。体の抵抗力を高めることができます。
それでも、インフルエンザにかかってしまった場合は、安静にして、十分な休養や水分をとり、早めに医療機関を受診してください。

加湿する際のポイント

空気が乾燥する時は、上手に加湿をして、乗り切りたいものです。そこで、室内を加湿する際のポイントを、覚えておいてください。
① 加湿器を使ったり、洗濯物や濡らしたタオルなどを室内に干したりして、適度な湿度を保ちましょう。室内の最適な湿度の目安は50〜60%です。湿度計を使うと簡単に湿度を計ることができますので、こまめにチェックするのが、おすすめです。加湿器を使った場合は、点検や清掃を定期的に行ってください。
② 室内の湿度が高くなると、窓ガラスが外気で冷やされ、結露しやすくなります。カビが発生する原因にもなりますので、結露したら、ふき取ってください。
③ 鍋料理は、体の中から温まるだけでなく、様々な栄養を一度に摂取でき、水分もたっぷり取れます。また、鍋料理からの湯気によって、室内の湿度を上げる効果もあります。
なお、適度な湿度を保つには、加湿と換気を併用するよう、心がけてください。

tenki.jp

「太平洋」をもっと詳しく

「太平洋」のニュース

「太平洋」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ