2週間天気 21日~23日は最強寒波で大雪・厳寒 年末年始は高温傾向に

2023年12月20日(水)11時47分 tenki.jp

21日(木)から23日(土)は、今季最強寒波の影響で、北海道から九州の日本海側を中心に大雪となるでしょう。厳しい寒さとなりそうです。その後は寒気は撤退。年末年始はこの時期としては暖かくなりそうです。

今季最強寒波が襲来 大雪の恐れ

21日(木)から23日(土)は冬型の気圧配置が強まり、今季最強の寒波が流れ込むでしょう。北海道から九州は日本海側を中心に雪が降り、大雪となりそうです。
特に、北海道の西海上をポーラーロウと呼ばれる小さな低気圧が南下する予想です。ポーラーロウの影響で、今月17日から北海道留萌市で観測史上1位となる大雪となりましたが、再び局地的な大雪となる恐れがあります。北海道北部を中心に大雪や吹雪、吹きだまりによる交通障害に注意が必要です。
また、「日本海寒帯気団収束帯(JPCZ)」※による活発な雪雲が北陸周辺に流れ込むでしょう。山沿いを中心に平地でも大雪となる所がある見込みです。JPCZは21日(木)夜頃にはやや南下し、近畿の日本海側から山陰にも活発な雪雲が流れ込みそうです。東海(岐阜県)や近畿の日本海側から九州北部でも、本格的な雪となるでしょう。
最高気温は平年より低い所が多くなりそうです。札幌市は真冬日(最高気温0℃未満)に、仙台市や新潟市も5℃以下でしょう。名古屋市や大阪市、福岡市では10℃に届かず、真冬並みの寒さになりそうです。朝も冷え込みが強まり、関東から九州でも氷が張るほどの冷え込みとなるでしょう。
24日(日)以降は寒気は次第に北上する見込みです。

年末年始の天気は?

30日(土)頃までは晴れる所が多いでしょう。日本海側も晴れ間のでる所がありそうです。
31日(日)から1月1日(月)は低気圧の影響で、本州付近は広く雨が降る可能性があります。北海道は雪が降るでしょう。まだ、低気圧の動向次第で、予報が変わる可能性がありますので、最新の予報を確認してください。
最高気温は30日(土)前後からは平年より高くなる所が多いでしょう。札幌市でもプラスの気温に、仙台市や新潟市は10℃以上になる日が増えるでしょう。東京都心や名古屋市、大阪市、福岡市などは15℃前後まで上がり、季節外れの暖かさとなりそうです。

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