《「類例を見ない結婚」から3年》小室圭さん&眞子さん「5億円トラブル」写真

2024年12月31日(火)7時0分 文春オンライン

 花嫁の父親が「類例を見ない」と称した小室圭さんと眞子さんの結婚。あれから3年 ——。懸念された圭さんの弁護士業は実に順調で眞子さんも米国生活を満喫。だが、ここにきて1枚の写真が夫婦の安寧を脅かそうとしている。


◆◆◆


 木目調の円卓の両端に着座し、レンズに向かって微笑みかける小室圭さん&眞子さん夫妻。2人を見守るかのように笑顔を向けるのは、ノーベル物理学賞学者の眞鍋淑郎氏と妻の信子さんである。米国におけるセレブライフの充実ぶりをうかがわせる写真だ。


 ところが——。この集合写真が思わぬ形で5億円トラブルを抱えるグループの手中に収まったというのだ。


「類例を見ない」と称された結婚から3年


 10月26日、米国で暮らす小室さん夫妻は3度目の結婚記念日を迎える。


「以前はマンハッタンで夫妻の姿が目撃されていましたが、昨年にニューヨーク郊外へ引っ越して以降、その近影を伝えるメディアは少なくなっています。今年はマンハッタンから離れた新居で静かな記念日を迎えるのではないでしょうか」(皇室担当記者)



NYの街を歩く小室夫妻


 父親の秋篠宮が「類例を見ない」と称された結婚から3年。慎ましく、安定した日々を手に入れつつある2人だが、これまでの道筋はまさに「類例」をみないものだった。


「海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました」


 2021年10月、入籍後の会見でそう明かした眞子さんにとって、米国での生活は悲願だった。


マンハッタンでの目撃談


 眞子さんは日本からの別送品はなく、トランク2つでの渡米だった。次第に、その姿は町中で見かけられるようになった。


「セントラル・パークで自転車タクシーの運転手と談笑していました。道に迷っているように見えたのか、『どこに行きたいの?』と声をかけられていた。眞子さんは『自分の足で面白いものを発見するのが楽しい』と明るく返事をしていた」(現地の日本人)


 実際、眞子さんは近所の様々な店を開拓していたようで、マンハッタンの至る所でその目撃談が囁かれるようになる。


「プリンセス・マコが以前やってきたときは、店内のバーの椅子に座ってマルガリータを飲んでいったよ」(メキシコ料理店店主)


「鯖を買いに来たことがあって、『これはスシスタイルでも食べられますか?』と聞かれたけど、焼くか揚げるように勧めたんだ」(魚屋の店員)


「彼女はとてもナイスな人だよ! ギリシャ風フェタチーズとオリーブを買っていくことが多い。圭さんとカップルで訪れたこともあるよ」(スパイス屋店主)


論文テーマは「内部告発者」


 眞子さんの“冒険”はそれだけにとどまらなかった。


 2022年2月、メトロポリタン美術館(以下、MET)のウェブサイト上に突如〈Mako Komuro〉の署名記事が出現し、話題になったのだ。


「日本美術部門のトップであるジョン・カーペンター氏指導のもと、所蔵品である山田真山の絵画の解説文を執筆したようです。以来、METに時折出入りしては、額縁専門店でおつかいに勤しんでいました」(前出・皇室担当記者)


 一方でNYの大手法律事務所ローウェンスタイン・サンドラー(以下、LS)で勤務を始めた圭さんだが、司法試験で2度にわたって苦杯を喫し、3度目にして合格を果たすのだ。


 LSではしばらく激務とされる企業法務を担当していたが、昨年から国際貿易部門に担当分野が変更となった。さらに11月には慣れ親しんだマンハッタンから郊外のコネチカット州へ住まいを移す。


「新しいマンションは、カフェやプール、ドッグランもあるなど設備が充実しています。住民は大学卒業したての20代の若者が多く、明るく学生寮のような雰囲気です」(現地ライター)


 郊外での新生活は圭さんに好影響を与えているようで、弁護士業務はすこぶる順調だという。


「新たな担当業務として、米国企業と海外との取引に国家安全保障上のリスクがないかチェックする『CFIUS』が加わりました。また日本語を活かして日系企業を新規開拓しているようです。LS社の初任給は約3200万円(21万5000ドル)ですが、今では給与体系が変わり、ボーナスを含めると約4300万円(29万ドル)まで増えました」(在米司法関係者)


 今年に入って論文を3本執筆している。そのうちの1つが〈内部告発者の保護とコンプライアンス 米国と日本の比較研究〉だ。


「企業投資部門パートナー弁護士との共同執筆で、圭さんは日本に関する記述を担当していると見られる。日本の企業文化について小室さんの日本観が垣間見える部分もあります」(同前)


〈残る文化の問題〉と題した部分でこう指摘している。


〈調和と忠誠を重んじる日本の伝統的な企業文化は、従業員が職場の問題について発言することを抑制する可能性がある〉


BBQパーティでアツアツ


 こうした考えの背景には、大学卒業後、新卒で三菱東京UFJ銀行(当時)に就職した際の経験があるのかもしれない。


「小室さんは“問題児”扱いされていました。他の同僚が残業していたり、自分の仕事が残っていても、残業せず、必ず定時に帰宅していた。上司の評価は決して高いものではありませんでした」(銀行関係者)


 実は今年1月、弁護士としての圭さんの初インタビューが、人知れず世界に公開されていた。前出の司法関係者が明かす。


「インドのウェブメディアで、女性上司と共にインタビューを受けていたのです」


 メディアの名前は『ブランドバズ』。日米貿易をテーマにした記事では、「日米の懸け橋になるのが僕の使命です」と圭さんが決意表明している。また圭さんについて〈エリート顧客との関係を育む能力を通じてアジア市場、特に日本市場における同社の存在感を高めた〉と紹介する。


 さらに同記事で、上司のエデルマン氏が圭さんについて、「我が社の数十億ドル規模の日本の顧客へのアドバイスにおいて、非常に重要な役割を担っている。彼はローウェンスタインの真髄を体現しています」と絶賛しているのだ。


 こうした上司の援護射撃を受けながら、今年1月には社交界デビューも果たす。


「LSが日米間の文化交流を深めるジャパン・ソサエティの会員に加わって以来、圭さんとその上司は、パーティに出席し、猛烈な営業を行っているんです」(日系人会関係者)


 新年会に姿を見せたのを皮切りに、様々なイベントに出没しているという。


「エミー賞を受賞した真田広之の『SHOGUN』の試写会にも出席されていました。ビジネス関係だけでなく、広くイベントに顔を出していますよ」(同前)


 伊藤園ノースアメリカの本庄洋介CEOもこう語る。


「小室さんは明るく元気で、みなさんといつも握手して、非常にいい印象ですよ。6月のGALA(お祭り)では、前よりもガンガン営業されて、よくやってらっしゃるなと感心しました。ニューヨークと日本の交流をどんどん盛り上げて欲しいですね」


 一方、郊外への引っ越しを機に、後ろ盾を失ったと見られたのが眞子さんだ。


「METのジョン・カーペンター氏の立場が悪くなったためか、眞子さんは長らくMETでのお手伝いには行っていないようです」(美術関係者)


 だが、眞子さんも自らの生活を着実に前に進めているという。


「眞子さんは最近、近隣のコミュニティセンターでボランティア活動に励んでいますよ。日系ではなくアメリカ現地のサークルで、地域に根ざした交友関係を着実に築いています」(前出・日系人会関係者)


 眞子さんといえば、東日本大震災発生の4カ月後に、身元を隠して学生ボランティアに参加していたことでも知られる。


 そして圭さんとの仲睦まじさも変わらない。


「先日、日系商社の役員の自宅で行われたBBQパーティに夫婦揃って参加したそうですよ。以前と変わらずアツアツだったそうです」(同前)


突然現れた“謎の女”


 そんな順調な2人の前に降ってわいたのが、5億円トラブルだ。再び冒頭の写真に目を移そう。


 後列中央に立つのは鶏卵最大手のイセ食品(現商号たまご&カンパニー)創業者で元会長の伊勢彦信氏(95)。


 伊勢氏とは何者なのか。


「一代でイセ食品を世界的企業に押し上げた剛腕で、さらに世界的な美術コレクターとしても知られます。しかし、近年、同社の経営状態が悪化し、会長の座を追われ、今年1月には破産宣告を受けています。秋篠宮との関係が深く、小室夫妻の“後見人”として知られています」(同社関係者)


 写真が撮影されたのは、昨年8月、ニューヨークの中心部から車で2時間ほどの郊外にあるプリンストン近郊の古民家風イタリアンレストランだ。


 中央に座るのが眞鍋氏で、それを囲むように左から眞子さん、米国の鉄板焼きレストランチェーン「BENIHANA」創業者夫人の青木恵子氏、伊勢氏、眞鍋氏の妻・信子さんと続く。そして、その右隣に立つのが“謎の女”だ。


「彼女は、イセ食品に会社更生法が適用された頃に突然現れ、秘書として伊勢氏に随行するようになりました。この写真は彼女のスマホで撮影したもので私も見せられたことがある。最近、彼女は、伊勢氏をめぐる“5億円トラブル”に絡んで不興を買い、任を解かれた。しかし、写真データは未だ彼女の手元にあります」(伊勢氏の知人)


「写真悪用の可能性を危惧」


「5億円トラブル」の内幕について、前出のイセ食品関係者が明かす。


「今年2月、伊勢夫妻は、弁護士やブローカーからなるグループから妻が所有するマンションを担保に5億円の融資を受ける話を持ち掛けられます。契約は成立したものの、5億円は夫妻の手元に一切届かず、トラブルに発展しています」


 前出の伊勢氏の知人は次のように主張する。


「3月頭に夫人が1人で自宅にいる際、4〜5人の関係者によって強引に契約書へ署名押印させられたのです。貸付金の5億円は、一旦、グループの弁護士の口座に送金され、その後、ブローカーなどの口座に送られており、伊勢夫妻のもとには一銭も入らなかった。さらに夫妻は月額600万円の利子を要求される事態となっています」


 そして9月、伊勢氏の妻は警視庁に「5億円の融資金と、その利子をだまし取られた」として詐欺罪で告訴状を提出。その告訴状では“謎の女”について次のように記されている。


〈秘書として働いていながら(略)犯行グループの利益確保に協力し、本件の発覚を防ごうとしている可能性がある〉


 また告訴状によれば、この元秘書の女性は、次のようにさらなる融資話を持ち掛けたという。


「この利息は支払うしかない。でないとこの物件は売られてしまいます。利息の支払いを回避しつつ譲渡担保の実行を回避するためには、7億円の追加融資を受けるしかありません」


 前出の伊勢氏の知人が語る。


「元秘書の言動に不信感を覚えた周囲の人間が伊勢氏に忠告し、最終的に伊勢氏は代理人弁護士を探して、警視庁へ相談します。元秘書はその過程で伊勢氏のもとを離れていきました」


 伊勢氏に事実関係を聞くべく連絡すると、「もう私も年寄りだしね。色々代理人にまかせとるから。弁護士に連絡して」と答えた。


 伊勢氏の代理人を務める弁護士は、刑事告訴の事実を認めたうえで次のように語った。


「貸付金は伊勢氏の妻に一切わたっておりません。マンションを巡る一連の行為は、老人から大事な資産を奪う行為に他ならず、その悪質さは振り込め詐欺にも匹敵します。また(小室夫妻との)写真悪用の可能性について、伊勢氏は危惧しております」


私のビジネスに皇室は関係ない


 元秘書の女性にも話を聞いた。


——5億円の融資について伊勢夫妻は刑事告訴すると主張している。


「あれは基本的には真っ当な取引なんです。結果的には事件にしようとする人が多いだけであって、取引は正常に行われたものなので」


——小室夫妻と撮影した写真のデータは消去されておらず手元に残されたままだ。他のビジネスに利用していないのか。


「私のビジネスに皇室は全く関係ないですし。逆に眞子さんたちに迷惑がかからないよう防御するのに必死でしたよ。写真は、悪意のない人と思ったら見せた可能性もあるが、なんか変に繋がるかもしれない人については見せていません」


 小室夫妻の米国生活の無事を祈るばかりだ。


(「週刊文春」編集部/週刊文春 2024年10月31日号)

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