Helpfeelのテクニカルフェローの増井俊之、慶應義塾大学 名誉教授に就任
2025年4月9日(水)10時47分 PR TIMES
テクノロジーの力で情報格差の解消を目指す株式会社Helpfeel(京都府京都市、代表取締役/CEO:洛西 一周、以下「当社」)は、当社でテクニカルフェローを務める増井 俊之が、長年にわたる研究と教育への貢献が認められ、慶應義塾大学の名誉教授に就任したことをお知らせいたします。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27275/385/27275-385-4f57c468324c3de28971a8242dd46ab0-3000x2000.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■研究をプロダクトとして世に送り出す - 16年間で研究室から多数の起業家が誕生
増井 俊之は、携帯電話の予測入力変換インターフェース「POBox」の開発や、スティーブ・ジョブズ氏に招かれて米Apple社にてiPhoneの日本語フリック入力システムを開発するなど、ユーザインターフェース研究の第一人者として多くの革新的な技術やプロダクトを生み出してきました。
シャープやソニーの研究所、産総研、米Apple社などでの活躍を経て、2009年からは慶應義塾大学環境情報学部教授を務め、研究活動のみならず、次世代を担う若手エンジニアの育成に情熱を注いできました。特に、増井研究室では、自ら使いながら改良する「ドッグフーディング」の思想を学生に伝え、実践的なプロダクトの研究開発を奨励。増井研からは多くの起業家や研究者が輩出され、社会に貢献しています。こうした16年間にわたる若手育成が評価され、慶應義塾大学の名誉教授に就任しました。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27275/385/27275-385-3e52dce6f7c3a2483d66629c7be9e68b-1280x720.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]2025年3月16日に慶應義塾大学で行われた増井の最終講義には約100名がつめかけた
■4月11日「Helpfeel Tech Conf 2025」にて「仰天論」をテーマに登壇
当社が提供するプロダクト「Gyazo」「Cosense」「Helpfeel」を発明した増井は、今後もテクニカルフェローとして活躍し、将来を見据えたアイデアの創出や若手エンジニアの育成を通じて、当社の技術領域を牽引してまいります。
また、2025年4月11日(金)に当社が主催する技術カンファレンス「Helpfeel Tech Conf 2025」において、「仰天論」をテーマに講演します。
Helpfeel Tech Conf 2025 公式ページ: https://techconf2025.helpfeel.com(https://techconf2025.helpfeel.com)
■「発明家」増井 俊之のインタビューを公開
増井のこれまでの歩みや実績、研究者として大切にしてきた考えをまとめたインタビューページを公開しました。研究室からは数々の起業家たちを輩出し、その思想は「増井学」とも呼ばれています。社会で活躍する人材を育んできたその哲学をぜひご覧ください。
「発明家」増井俊之の歩み
──問題を見つけ、考え続け、自ら使ってみて改善する大切さ
https://corp.helpfeel.com/ja/masui-interview(https://corp.helpfeel.com/ja/masui-interview)
[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27275/385/27275-385-d1e39dc97205d01141363ccfde70ccd6-500x500.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
株式会社Helpfeel テクニカルフェロー
増井 俊之(ますい としゆき)略歴
1959年生。1984年 東京大学大学院工学系研究科修⼠課程修了。工学博⼠。シャープソフトウェア研究所、ソニーコンピュータサイエンス研究所、産業技術総合研究所、米国Appleなどに勤務後、2009年4月より慶應義塾大学環境情報学部教授を務め、2025年4月に名誉教授に就任。2023年より放送大学客員教授。POBox、QuickML、 本棚.org、 Gyazo、 Cosense、Helpfeelなどの発明者。iPhoneの日本語フリック入力システムの開発者。1989年 カーネギーメロン大学訪問研究員。2004年 情報処理学会山下記念賞。2005年 ドコモ‧モバイル‧サイエンス賞。2016年 ケンブリッジ大学訪問教授。2021年 情報処理学会フェロー。2021年 日本ソフトウェア科学会 基礎研究賞。
■株式会社Helpfeel 概要
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/27275/385/27275-385-2e9b1194b9e310a4503254be8050712d-704x239.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
創業:2007年12月21日(2020年12月4日に日本法人を設立)
代表者:代表取締役/CEO 洛西 一周
京都オフィス:〒602-0023 京都市上京区御所八幡町110−16 かわもとビル5階
東京オフィス:〒104-0032 東京都中央区八丁堀2-14-1 住友不動産八重洲通ビル4階
URL:https://corp.helpfeel.com/
株式会社Helpfeelは、2007年にシリコンバレーで創業したスタートアップ企業です。経産省IPA未踏ソフトウェア創造事業の天才プログラマーに認定された洛西 一周(CEO)と、米Apple社に招かれ、iPhoneの日本語フリック入力システムを開発したUI研究の第一人者・増井 俊之により誕生しました。
Helpfeelは「情報格差(ナレッジギャップ)」という社会問題に向き合い、3つのプロダクトを開発・運用しています。
- AI検索で問い合わせ削減やCX改善を実現する検索型FAQシステム『Helpfeel(ヘルプフィール)(https://www.helpfeel.com)』
- ドキュメント文化が育つナレッジベース『Helpfeel Cosense(コセンス)(https://cosen.se/product)』
- 画像や動画の瞬間キャプチャー/共有ツール『Gyazo(ギャゾー)(https://gyazo.com/about)』