東京国立博物館とTOPPAN、VR 作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』を再上演
2025年4月21日(月)11時46分 PR TIMES
[動画: https://www.youtube.com/watch?v=oHKB1JQjEfE ]
独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館(所在地:東京都台東区、館長:藤原 誠、以下 東京国立博物館)、独立行政法人国立文化財機構文化財活用センター(所在地:東京都台東区、センター長:大美 慶昌、以下 文化財活用センター)とTOPPANホールディングス株式会社のグループ会社であるTOPPAN株式会社(本社:東京都文京区、代表取締役社長:大矢 諭、以下 TOPPAN)は、VR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』を東京国立博物館 東洋館内「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」にて、2025年4月23日(水)から7月13日(日)まで再上演します。
本VR作品は、東京国立博物館 平成館で開催される特別展「蔦屋重三郎 コンテンツビジネスの風雲児」(会期:2025年4月22日(火)〜6月15日(日))に合わせて、蔦屋重三郎と同時期に活躍した絵師・酒井抱一の作品を扱ったものとして、上演することになりました。
[画像1: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1654/33034-1654-bcb20c5623a13d8c0c7fa21715224785-1472x586.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]VR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社
本VR作品では、尾形光琳筆の重要文化財「風神雷神図屛風」と、その裏に描かれた酒井抱一筆の重要文化財「夏秋草図屛風」のオモテとウラの関係性に隠された秘密を探ります。
江戸時代後期の絵師、酒井抱一は尾形光琳を自らの師として仰ぎ、長年に渡って憧れを抱き続けましたが、61歳頃に「風神雷神図屛風」の裏に作品を描くよう依頼を受けます。本VR作品では、自然に翻弄され、雨に濡れ風に揺れる繊細な草花を描いた「夏秋草図屛風」に託した抱一の想いをひも解き、屛風のオモテとウラの関係に隠された秘密に迫ります。制作にあたっては、約30億画素の高精細画像に質感要素データを取り込むことで、文化財の質感を忠実に再現。ロウソクの光で照らした場合や、月明かりに照らされた場合の見え方など、実際の文化財では不可能な条件下での鑑賞を、より精確にシミュレーションできます。
■ VR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』のみどころ
・表裏一体となった屛風の往時の姿を再現
1974年から作品保護の観点で表裏を分けて保管されている屛風を、バーチャルリアリティにより表裏一体の往時の姿で再現しました。
・屏風をすかし表裏の関係を表現
表面に描かれた「風神雷神図屛風」と裏面に描かれた「夏秋草図屛風」を透かすことで、表裏の絵の関係を探ります。
・光の変化に応じた屛風の見え方を表現
高精細デジタルアーカイブを実施し、屛風を拡大し鑑賞することが可能となりました。また、TOPPANのVR技術により、光の変化に応じた屛風の見え方を表現しています。
[画像2: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1654/33034-1654-d621e3a3d03952f3aedf1492b6b7b6df-596x335.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]屛風を透かし表裏の関係を表現[画像3: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1654/33034-1654-4500e103b5dd75b02b2facdf56b8679f-598x336.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]草花ひとつひとつの細かな色使いを大画面で鑑賞
[画像4: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1654/33034-1654-8dadeae176b3d516872bf5cea3946fa1-259x145.jpg?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]VRが可能にする蝋燭の灯による金箔の輝き再現VR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』監修:東京国立博物館 制作:TOPPAN株式会社
■ 国際博物館の日 オリジナルステッカープレゼント
2025年5月18日(日)「国際博物館の日」に本VR作品を鑑賞いただいた方全員に、上演作品をイメージした、ミュージアムシアター限定オリジナルステッカーをプレゼントします。
※ステッカー画像はイメージです。
※ステッカーは上演終了後にお渡しいたします。
[画像5: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/33034/1654/33034-1654-f22a131551a53a983abd0cca7fd04977-238x152.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]
■ VR作品『風神雷神図のウラ -夏秋草図に秘めた想い-』上演案内
[表: https://prtimes.jp/data/corp/33034/table/1654_1_21a8c296a47351071dea3af8bffb1b34.jpg ]
■ 「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」について
「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」は、VRによる文化財の新しい鑑賞方法を体験できる施設です。「バーチャルリアリティで時空を超える」をコンセプトに、東京国立博物館の収蔵品を中心とする文化財デジタルアーカイブをVR技術で可視化。文化財の姿をあざやかに映し出す超高精細4Kプロジェクタ、300インチの迫力ある大きなスクリーン、専属のナビゲーターのライブ上演により、コンピュータが生成する三次元空間の中にいるかのような感覚で文化財を鑑賞できます。文化財の往時の姿の再現や肉眼では鑑賞することが難しい細かなディテールの拡大など、デジタルならではの文化財との新たな出会いと楽しみ方を提供する空間です。
・シアターウェブサイト: https://www.toppan-vr.jp/mt/
* 本ニュースリリースに記載された商品・サービス名は各社の商標または登録商標です。
* 本ニュースリリースに記載された内容は発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがあります。
以 上