約1万世帯分の充放電が可能な大型蓄電池設備を三重県に建設

2025年4月22日(火)13時17分 PR TIMES

〜電力の安定供給と再生可能エネルギーの普及拡大への貢献に向け、2027年の運用開始を目指す〜

[画像: https://prcdn.freetls.fastly.net/release_image/70390/61/70390-61-a739d07cca09c2c39d8e8abfe36d25c1-1312x739.png?width=536&quality=85%2C75&format=jpeg&auto=webp&fit=bounds&bg-color=fff ]<大型蓄電池 イメージ>
 auリニューアブルエナジー株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長: 鈴木 吾朗、以下 auリニューアブルエナジー)、株式会社エナリス(本社: 東京都千代田区、代表取締役社長: 都築 実宏、以下 エナリス)は、三重県津市内に約1万世帯分の充放電が可能な大型蓄電池設備(発電出力28MW、蓄電池容量90MWh、以下 本事業)(注1)を建設します。
 電力の安定供給と再生可能エネルギーの普及拡大への貢献に向け、2027年4月の運転開始を目指します。

 本事業では大型蓄電池を電力系統に直接接続し、例えば電力の需給がひっ迫した際に調整力を供出(注2)するなど、各電力市場取引を通じて電力安定化に寄与します。
 auリニューアブルエナジーが蓄電池事業者となり、卸電力市場、需給調整市場、容量市場へのエネルギーを提供し、エナリスがアグリゲーターとして市場取引を行い、必要な運用業務および蓄電池の充放電制御などを担います。また、中部地域での系統混雑緩和の実現性を確認するための実証に向けて、中部電力パワーグリッド株式会社とauリニューアブルエナジーの両社で連携して検討を進めていきます。
 本事業を通じてauリニューアブルエナジーとエナリスは、大型蓄電池事業の一連の知見を蓄積し、中長期的なプロジェクトとして継続して連携していきます。将来的には、昼間に太陽光発電で創出した電力価値を、KDDI設備の夜間電力需要へ供給するなど、KDDIグループとして掲げる2030年度末までのカーボンニュートラル実現に貢献することを目指します。

■発電所概要
[表: https://prtimes.jp/data/corp/70390/table/61_1_6d9cdf6de5a632018e743bfb18cc79de.jpg ]


(注1)一般社団法人環境共創イニシアチブ「令和6年度系統用蓄電池・水電解装置導入支援事業」に採択
(注2) 調整力は、電力需給の安定を維持するために重要な概念。電力系統が安定して運用されるために、電力の供給と需要のギャップを埋める役割を果たす。調整力提供者(主に発電事業者)は、電力系統の安定性を維持するために調整力を供出する。

[参考]
■auリニューアブルエナジー
 auリニューアブルエナジーは、「再生可能エネルギーで、“自然”と“地域社会”をつなぎ、地球と人が、ともに豊かに暮らせる未来へ。」をPurpose(存在意義)として掲げ、地域や自治体、パートナー企業のみなさまとともに、太陽光発電を中心とした再生可能エネルギーの発電事業を推進しています。地域に存在する太陽光発電、蓄電池、電気自動車などの分散型電源を制御し、安定供給を実現する再生可能エネルギー中心のエネルギー社会への転換に寄与していきます。
ホームページ URL: https://www.kddi-re.com


■株式会社エナリス
 株式会社エナリスは、「人とエネルギーの新しい関係を創造し、豊かな未来社会を実現する」ことを企業理念のビジョンとして掲げています。創業事業である需給管理技術を基盤に、脱炭素社会におけるエネルギーの在り方を想像し、「集める」「つなぐ」「取引する」「制御する」「融通する」「環境価値を活かす」など、エネルギーに関わる新しい仕組みづくりに挑戦しています。
ホームページ URL: https://www.eneres.co.jp/

PR TIMES

「三重県」をもっと詳しく

「三重県」のニュース

「三重県」のニュース

トピックス

x
BIGLOBE
トップへ