障害福祉の在宅ケア事業者大手のユースタイルラボラトリーが富山県初、5月1日より重度訪問介護サービスを開始
2025年4月25日(金)10時47分 PR TIMES
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「家族が介護するしかない」以外の選択肢を
「すべての必要な人に、必要なケアを届ける。」をミッションに、重度訪問介護事業を中心とした包括的介護福祉サービスを全国に届けるユースタイルラボラトリー株式会社(本社:東京都中野区、代表取締役:大畑健 以下当社)は、2025年5月、当社として富山県初となる重度訪問介護サービス事業所「ユースタイルケア 富山 重度訪問介護」事業所を開設します。
重度訪問介護とは、重い障害や難病のある方が24時間365日安心して在宅で生活するために利用できる障害福祉サービスで、当社は重度訪問介護サービスを全国最大規模で運営する事業者です。
重度訪問介護は、2014年に施行された「障害者総合支援法」により法制化は進みましたが、医療・福祉業界の中でもまだ認知は高くなく、多くの難病・重度障害者にサービスが届いていません。※なお、高齢者を対象とした「介護保険サービス」と同様、介護を必要とする障害者のための福祉支援は「障害福祉サービス」と呼ばれています。
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富山県内の高い障害者支援ニーズ
当社が富山県で事業所開設に至った背景には、地域における深刻な介護課題と、重度訪問介護サービスの高い潜在的ニーズがあります。
事業所の開設に先立ち、県内のケアマネジャーや相談支援専門員へのヒアリング、及び当社の営業活動を通じて、「県内に重度訪問介護サービスを提供する事業所が少ない」「24時間体制のケアや医療的ケアに対応できる事業所が限られている」といった声が多数寄せられています。実際に、サービス利用に関するお問い合わせ率は他地域と比較して著しく高く(※当社比 約8倍)、支援を必要としながらも適切なサービスに繋がれていない方が多く存在することを示唆しています。
富山県の障害福祉行政窓口によると、県内の重度訪問介護サービス利用者は約30名に留まるとのことで、富山市以外の周辺市町村ではほとんど利用事例がないことが分かっています。
また、重度訪問介護サービス自体の認知度がまだ低く、「家族が介護するしかない」「施設入所や入院しか選択肢がない」といった認識が根強いことも課題です。さらに、介護者の高齢化が進む「老老介護」「老障介護」の問題や、全国トップクラスの共働き率の高さに伴う「介護離職」への懸念も、在宅での専門的な長時間介護サービスの必要性を高めています。
「ユースタイルケア 富山 重度訪問介護」は、こうした地域の課題解決に貢献すべく、重度訪問介護サービスの提供を通じて、ご本人らしい在宅生活の継続と、ご家族の負担軽減を支援してまいります。なお、北陸エリアでは新潟(3カ所)石川(1か所)ユースタイルケア重度訪問介護事業所を運営しています。
「ユースタイルケア 重度訪問介護」の特長
- 国内最大規模の重度訪問介護事業者としてのべ6,000人以上にサービス提供実績あり
- 全国のケアスタッフ約4500人がすべて医療的ケア(痰の吸引・胃ろう)に係る資格取得済
- フランチャイズ事業所も含め全国100カ所以上でサービス提供
- 介護保険、医療保険との併用可能
- 18歳未満の医療的ケア児の利用事例増加中
- 障害者グループホーム、訪問介護・居宅介護・訪問看護などユースタイルラボラトリーが運営する他の介護医療サービスとの連携や、ご提案が可能
<重度訪問介護サービスとは>
対象:重度の肢体不自由または重度の知的障害、もしくは精神障害があり常に介護を必要とする方
※国内の重度訪問介護利用者数は 約12,000人 (2023 年4 月実績:2023年9月厚生労働省「障害福祉サービス等報酬改定検討チーム」資料より)
提供内容:
・介護職員が自宅を訪問し、 入浴、排せつ、食事などの介護、生活等に関する相談や助言など、生活全般にわたる援助や外出時における移動中の介護を総合的に行う
・365日24時間の長時間の見守りサービスと、痰の吸引や胃ろうといった医療的ケアの提供が可能
社会課題背景:
介護は365日24時間で、家族が介護を担うことが多く、負担が非常に大きい。介護者は介護離職のみならず経済的困窮、社会的孤立、心身の負担が重なり、地域社会での生活が困難になる。
・精神的な負担を感じている人、身体的な負担を感じている人、経済的な負担を感じている人が、いずれも4〜6割強と、非常に高い割合です。また、日頃の状態でも、「わけもなくイライラとして しまう」(49.8%)、「睡眠が十分でない」(41.8%)など疲労を感じている介護者が4割以上にのぼっており、心身の健康や経済的な問題を抱える家族介護者が多い。(平成30年厚生労働省「家族介護支援マニュアル」より)
障害当事者が生きることを諦める選択も。
・ALS患者の70%が呼吸器装着を断念しており、その理由として家族の負担を挙げる患者が多数。(日本ALS協会より※近年在宅での呼吸器装着率は増加中)
・国内の自殺の原因は「健康問題」が半数以上で最多。「精神疾患」「身体疾患」を理由とする割合が高い。(令和4年厚生労働省「自殺の現状」より)
障害者の高齢化や、高齢になるほど障害がある方が多くなる。
・令和4年度厚生労働省「障害福祉分野の最近の動向」によると、国内の障害者の総数は964.7万人で障害者数は年々増加傾向、うち65歳以上が半数以上を占める。
・厚生労働省の「令和4年生活のしづらさなどに関する調査」では、身体障害者手帳所持者のうち70歳以上が62.3%を占めるとされている。
在宅生活をする障害者が圧倒的に多い。
・令和4年度厚生労働省「障害福祉分野の最近の動向」によると、国内の障害者の総数のうち約95%が施設入所ではなく在宅で生活している。
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会社概要
ユースタイルラボラトリー株式会社は、2012年の設立以来、「すべての必要な人に、必要なケアを届ける。」をミッションに、介護・障害福祉サービスや介護業界向け経営支援事業を展開しています。
特に、障害福祉分野においては国内最大規模の障害者向け重度訪問介護事業者として、全国にサービスを広げています。 今後も全国各地に新規事業所・新規事業を展開し、日本の介護に関わるあらゆる課題解決に挑戦してまいります。
近年は、フランチャイズ事業や経営サポートサービスを通じて、医療・福祉業界全体のDX化や収益性向上にも取り組んでいます。現場から生まれるイノベーションを育て、広げることで、介護業界全体の課題解決に取り組んでいます。
名称:ユースタイルラボラトリー株式会社
代表:大畑 健
本社:〒164-0012 東京都中野区本町1-32-2 ハーモニータワー18階
設立:2012年2月
売上:138億円(2024年度)
事業所:FCを含む重度訪問介護事業所や、障害者グループホーム、事業所併設の資格取得スクール等を含め全国約160事業所運営
従業員数:5,641名(2025年4月現在)
事業内容:介護・障害福祉サービス、介護業界向けコンサルティング事業等
コーポレートサイト: https://eustylelab.co.jp/
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