【陸上】男子110メートル障害は阿部竜希が優勝「こけそうに」なっても圧勝 日本学生個人選手権
2025年4月26日(土)20時3分 スポーツニッポン
◇陸上日本学生個人選手権第2日(2025年4月26日 神奈川・レモンガススタジアム平塚)
男子110メートル障害決勝は、阿部竜希(順大4年)が13秒30で制した。
前日の準決勝では13秒26をマークし、9月の世界選手権東京大会(国立競技場)の参加標準記録(13秒27)を突破。さらなる記録更新に期待が掛かったもののタイムを落とし、「みなさんが期待していたタイムではなかった。自分もちょっとタイムを狙っていた部分はあった」と苦笑いを浮かべた。
それでも「7台目あたりでちょっと浮いてしまって、こけそうになって、やばいと思った」という走りで上々の結果。転倒しかけても落ち着いて立て直し、「対応できた。シーズン序盤で国内では初めてのレース。その中で優勝できた。そこは合格かな」と振り返った。
中2日で29日の織田記念(ホットスタッフフィールド広島)に出場予定。パリ五輪代表の高山峻野らとの対戦が待ち受ける。「まずはしっかり体を休ませて、織田記念で勝ちきる。トップの選手がいるので、勝ちきることを目標にやっていきたい」と話した。